映画館の予告で気になっていた”ザ・ダーケスト・マインズ”の感想です。
目次
- 作品情報
- あらすじ
- 感想(ネタバレなし)
- 感想一言まとめ
作品情報
邦題:ザ・ダーケスト・マインズ(2018年)邦題未定
原題:The Darkest Minds
監督:ジェニファー・ユー・ネルソン
出演:
アマンドラ・ステンバーグ – ルビー・ダリー
マンディ・ムーア – ケイト・コナー医師
グェンドリン・クリスティー – レディ・レーン
ハリス・ディッキンソン – リアム・スチュワート
スカイラン・ブルックス – チャブズ
ミヤ・チェフ – スズム
パトリック・ギブソン – クランシー・グレイ
日本ではまだ公開日も決まっていないようですね(8月6日現在)。
あらすじ
IANNという未知のウイルスが猛威を振るうアメリカ。それに感染した子供たちの90%が命を落とし、生き残った子供たちは超能力を使えるようになるが、政府はこれを脅威と見なし、子供たちをを僻地の施設に隔離していた。
ルビー(アマンドラ・ステンバーグ)は10歳の誕生日を両親と祝うが、その日の夜無意識に超能力を使ってしまい両親の記憶を消してしまい、ルビーは施設に収容されることとなった。
それから6年後、ルビーは最も優れた超能力の使い手になっていた。自身の真の力を隠しながら生活していたが、彼女の強さの秘密が解明された途端、ルビーは生命の危機に陥った。万事休すと思われたが、政府のやり方に反感を抱いている医者(ケイト)の協力を得て、ルビーは命からがら施設を脱走することができた。
感想(ネタバレなし)
アレクサンドラ・ブラッケンのヤング・アダルト小説が原作で、既にシリーズ5作品が出版されてます。今作はまさに序章といった内容。
IANNというウイルスに感染した子供の98%が亡くなり残りの2%が超能力を使えるようになる。さらにその超能力にも危険度ランクが定められ危険度低い順に緑、青、黄色、赤、オレンジに分けられています。また、超能力者の割合も危険度が高くなるほど少なくなります。それぞれの能力は
緑 = 知能が高い
青 = 物体を操れる(大木程度のもの)
黄色 = 電気を操れる(体内で電気を生み出し放出)
赤 = 炎を操れる(体内で炎を生み出し放出)
オレンジ = 人の心を操れる(マインドコントロール、記憶、感情など)
マーベルみたいに一人ひとりに別の能力というわけではなく5つの能力だけです。
この中で一番危険視されているのがオレンジ。主人公のルビーがオレンジです。今作はそのスペシャルなルビーが施設から脱出しそこで出会った仲間との友情とロマンス、スペシャルな能力に対する葛藤が描かれています。
ルビーは幼少期に能力目覚めると親と離れ施設に入れられてしまいます。あんた誰?みたいな感じで追い出されたのでかわいそうだなと思ってましたが、後々理由が明かされます。施設に入れられた後はオレンジであることを隠すため、マインドコントロールを駆使して緑として生活するが、あるテストでオレンジであることがバレてしまい絶対絶命に。そこに味方と称する医者のケイトの助けを借り見事脱出。しかし透視能力であるものを見たルビーはケイトの組織を信用できず逃亡。そこでリアム、チャブス、スズと出会い、彼らと超能力者が集まる集落を探します。その後は恋模様や能力のランク差などに葛藤しながら黒幕と衝突します。
マーベルみたいにたくさんの能力があるわけでもないのでアクションは控えめです。展開も早くもうちょっと子供たちの過去とか掘り下げてくれたらもう少し感情移入できたかなと思います。少ない尺で止むをえないのかもしれませんが。ラストもなぜルビーは”あれ”をしなければならなかったのか、無理やり感動させようとした感が否めません。
今作はまさに序章でラストシーンからも次作から話の規模が大きくなり面白くなりそうです。俺次から本気出すって感じです笑
ただ心配なのは次作があるのか。評論家のレビューは低く、興行収入もイマイチ。このままだとないかも、というか日本も公開されるのかも怪しいです。小説も翻訳されてないくらいなので心配です。英語版はあるので気になる方はチェックです。
プロットのポテンシャルも高く個人的には続きが気になるし次本気出すらしい(おいっ笑)ので是非続編やってほしいです。
話は変わるんですが原作作家のアレクサンドラ・ブラッケンさん。女性作家で経歴を見ると過去にスターウォーズのスピンオフ書いてるんですね。作品名は”Episode IV A New Hope: The Princess, the Scoundrel, and the Farmboy”。日本語版はないようです。
で、一番お伝えしたいのが、彼女が可愛いんです!下記は彼女のインスタで今作の出演者との写真です。右から二番目の人です。
可愛いですよね?笑 最初女優さんかと思ってました。わたしは彼女のような親しみ易い顔の白人女性がタイプです。アナ・ケンドリックみたいな。まだ31歳と若く、そのビジュアルからも人気ありそうです。
感想一言まとめ
原作作家のアレクサンドラ・ブラッケンが可愛い、次作が気になる(打ち切りにならないで)、次からが本番です、超能力者のジュブナイル映画
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コメント
コメント一覧 (2件)
あらすじ間違えてる…
『ルビーは10歳の誕生日に超能力者の素質が顕現したが、それに恐怖を感じた母親のモリーは直ちに警察に通報し、ルビーは施設に収容されることとなった。』
annさん
コメントとご指摘ありがとうございます!
あらすじ修正しておきました。両親の記憶を消してしまったが正しいですね。わたしの確認漏れでした。