私は映画が好きで日本にいた時はよく映画館に通っていました。タイに住み始めてからも映画館通いは続けてます。そこで今回はタイの映画館事情について書いて行こうと思います。タイの映画館について、日本とタイの違いを含めて説明します。
目次
- 施設
- 料金
- サービスデイ
- 売店
- しきたり
施設
タイも日本と同じくシネマコンプレックスが主流で、そのほとんどがMajor CineplexとSF Cinemaの二大勢力が運営しております。特にMajor Cineplexの勢いは凄いです。新しいショッピングモールの映画館はほとんどMajar Cineplexだと思います。
施設ですが、日本より品質は良いです。これに関してはかなり驚きました。私が行くのはバンコク界隈の映画館ですがどこも高級感がありソファの座り心地がよく快適です。日本だと一部を除き座席は一律料金だと思いますが、タイでは座席の種類が複数あることです。私がよく使うMajor Cineplexを例にすると、ノーマル、ハネムーン、ミラノなどなどたくさん種類があります。恐らく自分を良く見せたいタイの国民性からこういう差別化を図っているのかなと思います。事実満席になってるのを良く観ます。私が良く行く映画館の座席の種類と簡単な説明を下に書いておきます。
Normal(ノーマル):日本の良くある座席。
Honeymoon(ハネムーン):ノーマルよりやや広いスペース。ソファの肘置きが稼動できるため隣の席と連結できる。(良くカップルが寄り添いながら映画を観てます)
Milano Chair(ミラノチェアー):ハネムーンより広いスペース。ソファの下のから電動の足置きあり、足を伸ばしながら鑑賞できる。
Opera Chair(オペラチェアー):ペア専用。二人掛けソファでカップルにオススメです。クッション、掛け布団付き。
料金
やはりタイの方が安いです。料金は映画館の立地や曜日によって変わりますが、ノーマルだと200バーツ(約600円)くらいが平均だと思います。ハネムーンへのアップグレードは20バーツ程度です。上のMilano ChairとOpera chairも二人で600バーツ程度(約2000円)です。日本だと基本料金一人1800円なので、タイだと3回見れちゃいますし、それより安い値段で良い席で見れます。というか、日本の映画館の料金高過ぎですよね。イギリスに住んでたことありますがそれでも1000円くらいだったと思います。まぁ日本で1800円で見る方そんないないと思いますが。
ちなみにタイ映画は海外映画と比べると基本料金が100バーツくらい安いです。ちなみにご親切に英語字幕があるので英語わかる人であれば理解できます。
サービスデイ
日本では毎月一日は映画の日、レイトショーなどありますが、タイでもあります。Major Cineplexでは毎週水曜日が安くなります。ただし、映画館、座席の種類によって値段は変わります。なぜ水曜日だと言うとタイは木曜が劇場公開初日になっているので、前週公開した作品が古くなる前に客を呼び込むためです。
SF Cinemaも同様に毎週水曜日はサービスデーですし、毎日レイトショー割引があります。バンコク周辺の映画館だと120バーツで見れます。個人的にはSF Cinemaがオススメです。
売店
飲食系は日本と同じくポップコーンと飲み物です。日本との違いはそれらを入れる容器に力を入れているところです。大作が上映されるとそれぞれのキャラクターを使ったポップコーンとドリンクのセットが発売されます。私もなんか欲しくなってついつい買ってしまいます笑 下の写真が私が買ったコレクションです。結構クオリティ高いです、アントマンとキャプテン・ファズマがお気に入りです。ちなみにカンフーパンダは観てもいないのに3つもある笑
日本ではおなじみのパンフレットはありません。
ちなみにMajor Cineplexのポップコーンチーズ味は美味しいです。一時期中毒になってました笑
これらの料金はポップコーン一つとドリンク二つで300バーツくらいです。映画のチケットより高い笑 でも人気作の商品はすぐに売り切れます。
しきたり
最後に大事なことですが、映画上映前の広告が終わった後にタイ国王賛歌が流れます。この時は必ず起立をしましょう。座ったままでいると不敬罪に値します。郷に入れば郷に従えです。
タイの映画館について書いてきましたが、結論をいうと日本より安くて快適に映画を観ることができます。ただし、唯一且つ致命的な欠点は日本語字幕/吹替がないことです。私は英語が得意ではないのでこのタイの映画環境の恩絵を100%受けれらないのが悔しいです。英語の勉強頑張ります。
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