感想

最終更新日: 2018.10.29

まだあった撮影手法のアプローチ『search/サーチ』(ネタバレなし感想+ネタバレ)[映画感想: 008]

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インディペンデント映画際の最高峰サンダンス映画際でも賞を受賞。アメリカの大手レビューサイトでも軒並み高評価で話題の映画”search/サーチ”を観てきました。

ネタバレは感想の後にあります。これから見る予定の方は感想部分まで読んでいただければと思います。

 

目次

  • 作品情報
  • あらすじ
  • 感想
  • 感想一言まとめ
  • ネタバレ

 

作品情報

邦題:search/サーチ(2018年)

原題:Searching

監督:アニーシュ・チャガンティ

出演:
ジョン・チョー – デヴィッド・キム
ミシェル・ラー – マーゴット・キム
デブラ・メッシング – ローズマリー・ヴィック刑事
サラ・ソーン – パメラ・ナム・キム
ジョセフ・リー – ピーター・キム
スティーヴ・マイケル・アイク – ロバート・ヴィック
リック・サラビア – ランディ・カートフ
ショーン・オブライエン – ラジオ番組の司会者

あらすじ

若くして妻を亡くしたデヴィッドは、16歳の娘マーゴットと暮らしていた。ある深夜にデヴィッドの携帯にマーゴットから3通の着信があるもデヴィッドは眠りについており応答できず。翌朝電話とメッセージを送るが返信はなし。翌日になっても返信が来ないため、マーゴットの知り合いに連絡し友達とキャンプに行ったと情報を得るも彼女は行っていないことを知り警察に協力を要請。デヴィッド自身も捜査をするも、妻の死以降マーゴットとすれ違いの生活をしていたデヴィッドは彼女の事をあまりにも知らな過ぎた。デヴィッドはマーゴットのパソコンにアクセスしSNSを調べると自分の知らない本当のマーゴットを知る。そしてSNSの情報を元に真相に近づいていく。。。

感想

高評価されている通り、素晴らしい映画でした!

まず目を引くのは斬新なアイデア。すでに枯渇気味な撮影手法に新たなアプローチを世に送り出しました。それは終始ストーリーがパソコンの画面上で展開されるというものです。今では珍しくないホームビデオによる一人称視点というアイデアで話題になった”ブレア・ウィッチ・プロジェクト”にも劣らない斬新さだと思います。

言葉を喋らずともパソコン上でのメッセージのタイピング、インターネットで知りたい情報の検索、マウスの動きなどから主人公デヴィッドの心情が読み取れます。

この手法はインターネット、SNSの世界に生きる我々にも共感できる部分があるのが感慨深いです。本作では父親のデヴィッドは娘のマーゴットの事をあまりにも知らなすぎたため、娘のパソコンからSNSや履歴などの情報を頼りに探します。もし自分の家族や大切な人が突然失踪したら実際我々もそうするでしょう。もし子供がいたらSNSの中は見ないから万が一のためにパスワード教えてと言いたい笑

そしてアイデアの勝利だけではなくストーリー、話のテンポ、俳優陣の演技とも素晴らしいと思いました。

母の死、娘の失踪まで約10分。その後は娘のパソコンから情報収集しヴィック刑事と協力し捜索、その間テンポよく新情報出てきて飽きさせません。終盤何度かこいつが犯人かと思わせる展開も良くできていて、わたしもその度にこれで終わりかと騙されてました笑 デヴィッド役のジョン・チョーは、パソコンの画面内という限られた条件の中で素晴らしい父親役を演じてました。特にテンポの良さが秀逸でした。

それらの要素が合わさり一度もダレる事なく見る事ができました。ただ、この映画の上映時間が102分と短いのですが、それ以上に長く感じました。本来面白い作品であればあっという間に終わったという感想が普通だと思いますが、本作は逆で長く感じたました。今までそれなりに映画観てきてますがこんな経験は初めてです。

アニーシュ・チャガンティ監督は短編映画は数本作っていたみたいですが、本作が長編映画デビュー作です。インド生まれのインド人(アメリカ国籍もあるみたいですが)。インド系監督といえば”シックスセンス”で有名になったM・ナイト・シャマラン監督がいますがが、チャガンティ監督も本作を機に成功しそうですね。

感想一言まとめ

サスペンス好きにはおすすめ、そういうアイデアがあったかと思わせてくれた映画、二転三転する飽きさせないストーリー構成、そしてテンポが素晴らしい、意外な犯人、上映時間が短くテンポも良いのに長く感じた不思議な映画、デヴィッドの奥さんがナチュラル美人、

これ以降ネタバレになります。これから見る予定の方は見ないでください。

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ネタバレ

結論を言うと犯人は、デヴィッドに協力をしていたヴィッグ刑事とその息子ロバート。ことの始まりはロバートがFish&Chipsを名乗り小さいことから好意を持っていたマーゴットに接触。家族が病気だと嘘を付き25000ドルを送金してもらうが、罪悪感に駈られたロバートはお金を返そうとお気に入りの湖に向かったマーゴットを追跡し会いにいくが、ロバートのことを知らないマーゴットは襲われると勘違いし抵抗。その弾みでロバートはマーゴットを崖から突き落としてしまう。パニックになったロバートは母であるヴィッグ刑事に連絡。ヴィック刑事は息子を守ることを選択し、偽装工作をし自らが本件の指揮をとる。

ロバートは終盤で犯行が明かされるまで1分くらいしか出てきてません。わたしは逆にそれが怪しくてロバートが犯人ではないかとFace time上でデヴィッドとヴィッグ刑事が口論しているところで思ってました。サスペンス好きな人は想定の範囲内ですよね。ただ母であるヴィッグ刑事が共犯であったのはわたしには想定外でした。まだまだサスペンス力が足りませんね。

本作犯人疑惑シーンが何度もあり。
SNSで知り合ったチャラそうな男、SNSで仲良くなったユーザー名FishandChipsの写真の女、デヴィッドの実弟ピーター、ビデオで犯行を暴露し自殺した老人(実は真犯人による他殺)。正直いうと3人目のピーターあたりでこいつかと納得してました笑

オチに新しみはありませんが、本作はテンポがとてもいいので、上に挙げた犯人疑惑シーンでその都度こいつだったのかぁと納得しかけてたのは内緒です笑

ちなみにマーゴットは助かります。真犯人判明後、行方不明から五日後でしたが生きており無事救出されました。その後のデヴィッドとマーゴットの絆も深まりハッピーエンドとなってます。

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