個人的2017年ベストムービーの1つ『ジョン・ウィック2:チャプター2』の続編『ジョン・ウィック3:パラベラム』。
FPSゲームの世界を再現したかのような骨太のガンアクションが当シリーズの目玉ですが、本作でも前作を超えるアドレナリンたっぷりのアクションシーンが満載!とにかく人が死ぬ死ぬ。副題にパラベラム(弾丸の名前)を持ってくるだけあります笑
前作よりスケールアップしておりジョン・ウィックシリーズ好きは必見の内容でした!
本記事ではネタバレなし感想の後にネタバレを含む内容の感想を書いています。ネタバレを見たくない方は一言感想までご覧ください。
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作品情報
邦題: ジョン・ウィック:パラベラム
原題: John Wick: Chapter 3 – Parabellum
監督: チャド・スタエルスキ
出演(キャスト):
ジョン・ウィック – キアヌ・リーヴス
ソフィア – ハル・ベリー
ウィンストン – イアン・マクシェーン
シャロン – ランス・レディック
バワリー・キング – ローレンス・フィッシュバーン
審査員 – アーシア・ケイト・ディロン
理事 – アンジェリカ・ヒューストン
ゼロ – マーク・ダカスコス
あらすじ
「コンチネンタル・ホテル」で掟破りの殺しを犯してしまったジョン・ウィックは、懸賞金1400万ドルをかけられニューヨークで逃亡生活を送る事になる。
しかし安息の場所はニューヨークにはなく、次々と刺客が襲いかかってくる。ジョンはニューヨークを離れる方法を施策するが・・・
ネタバレなし感想
物語は前作の直後
前作『ジョン・ウィック:チャプター2』のラストでジョン・ウィックは「コンチネンタル・ホテル」で掟破りの殺人を犯してしまい。懸賞金をかけられ逃亡します。
ちなみにその懸賞金は破格の1400万ドル。その金額の高さから懸賞金をかけられて直後から賞金稼ぎたち狙われます。つまり冒頭からアクションシーン。
前作から休まず動き続け、刺客を次々倒していくジョン・ウィックには同情と共にその精神力とスキルに脱帽です。
前作直後から始まるため前作を鑑賞しておくと本作をより楽しめます。
2. 帰ったらFPSゲームしたくなるアクションシーン
シリーズを追うごとにパワーアップしているアクションシーンは本作でも健在。ガンアクションはもちろんバイクに格闘、犬と盛りだくさん!それを期待している人は裏切らない内容だと思います!
そして驚いたのがそのアクションシーンの尺の長さ。二時間の映画ですが、その半分以上がアクションシーンでキアヌ・リーブスはフル回転。あの独特のヨタヨタ走りになってしまうのも理解できます笑
冒頭から刺客に狙われ、倒したと思ったらまた次、国を移動しても現地の人に狙われ本当に逃げ場がないです。それでも諦めないジョンの精神力に脱帽。
重低音好きとしてはあの銃声は気持ちが良い(もちろん生の銃声は聞きたくないですが)。
3. [悲報] 死者の数は100人以上
秒速で敵を殺しているので何人死んだのか正確な数字はわかりませんが100人以上は死んでます。前作もなかなかでしたがそれ以上。
本シリーズは人の命が蚊のように扱われているので人によっては好き嫌い分かれますね笑 くれぐれもデート映画には選ばないように
4. ハル・ベリーの存在感
『X-MEN』シリーズのストームとしてアクション映画にもそこそこ出てるオスカー女優”ハル・ベリー”ですが、ここまでのガンアクションは初めてなのではと思わずにはいられないカッコイイ演技でした!
特にペットの犬とのアクションシーンは見応え十分。そして犬が男の急所を噛みまくる笑 死んでるのに噛みまくる笑
とても50代とは思えないその美貌も健在で、漢臭ムンムンの本シリーズに華を添えてくれてました。
残念だったのが思いのほか出演シーンが少なかったこと。
5. キアヌ・リーブス
個人的に世界一美しい顔を持つ男。54歳となり衰えは隠せませんがカッコ良さは健在。
次々と襲いかかる刺客を全て返り討ちにしてます。ただ1つ言いたい。なぜ変装しない。逆に街の中で馬に乗ったり、砂漠の街でスーツ着てたりと目立ち過ぎ笑
長時間のアクション本当にお疲れ様でした。
6. 聞き取れない日本語
その顔のインパクトとアクの強いキャラクターで本作でジョンの宿敵として登場した日本人暗殺者ゼロ役のマーク・ダカスコス。
キャラとしてはウザくて存在感あったのですが、無駄に喋る日本語が全く聞き取れなかった。(日本語聞いてるのに英語字幕を読む謎の瞬間笑)
こういうときにハリウッドの日本人俳優層の少なさに憂う。(彼も日本にルーツのある俳優さんではありますが)
7. まさかのきゃりーぱみゅぱみゅ
ゼロが営んでいた日本食料理屋のBGMがきゃりーぱみゅぱみゅの”にんじゃりばんばん”。
シュールでした笑
8. 続編あり
ネタバレで詳しく書きますが、続編がありそうな終わり方でした。
だいたいの映画は三部作で一区切りですが、嬉しいことに『ジョン・ウィック』まだまだ続きそうです。
一言感想
– FPS好きは必見の骨太ガンアクション
– キアヌ・リーブスとハル・ベリーの共闘シーンに痺れる憧れるー
– 犬
– ジョンは何で変装しないのか
– たくさん人死にますがゲームだと思いましょう
– 日本語チェックする人いなかったのかな
– アジア系の二人組の格闘家はどこの国の人だろう
– 「主席連合」の審査官にイライラ
本作は前作直後から始まるため事前に前作の予習しておくことをオススメします→U-NEXTの無料トライアルで『ジョン・ウィック2』を観る<U-NEXT>
以下ネタバレを含みますのでご注意ください。
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ネタバレ
ネタバレあらすじ
「コンチネンタル・ホテル」の掟を破りホテルで人殺しをしてしまったジョン・ウィック。旧知の中のホテルオーナー・ウィンストンでも「主席連合」には逆らえず彼に懸賞金1400万ドルをかける。懸賞金が有効になる午後6時までに何とか暗殺者らを振り切りたいジョンだったが、ニューヨークの街に逃げ場はなく刺客が次々に襲ってくる。ヘトヘトになりながら全て返り討ちにしたジョンは、自身が幼少期を過ごしたの元へ向かう。そこでチケットである十字架のネックレスと引き換えにモロッコのカサブランカ行くことを許された。
時を同じくして「主席連合」の審査員を名乗る女性がコンチネンタルホテルと地下犯罪情報組織に現れる。両組織のボスのウィンストンとキングはジョンに手助けをしたとして「7日以内にそれぞれのホテルと組織を引き渡す。さもなくば制裁を下す」と告げ立ち去る。
ジョンはカサブランカに到着するも、そこでもジョンの懸賞金の情報は知れ渡っており刺客に狙われてしまう。ソフィアを知る男に助けられジョンは暗殺者時代の旧友であるソフィアと対面する。彼女はカサブランカのコンチネンタルのオーナーになっていた。
ジョンは過去に彼女と交わした誓印を見せ主席連合のメンバーであるThe Elderを探すよう協力を依頼する。情報を知っているであろうベラダという男の根城に向かう。
ベラダから砂漠のどこかにいると教えてもらった後、その交換条件としてソフィアの犬を提示されそれを断るとベラダは犬を銃で打った。それに激怒したソフィアがジョンの制止を聞かず銃撃戦が始まる。防弾チョッキを着ていた犬は無事でソフィアは犬との連携で次々と敵を倒していく。ジョンとソフィアは敵を退け根城を後にする。
ベラダの情報を頼りに砂漠へ着いたジョンとソフィア。ソフィアはお役御免でジョンと僅かな水を残してその場を立ち去る。
ジョンはあてもなく砂漠をさまようが力尽きて倒れてしまう。そこを通りかかたった男をジョンを救出し、目を覚ますとそこにはThe Elderがいた。
事情を説明しに許しを乞うジョン。The Elderは今後も主席連合のために戦うこととウィンストンを暗殺することを条件にジョンの罪を許した。ジョンはその決意を示すために結婚指輪をはめた薬指を自ら切断しそれをThe Elderに差し出した。
主席連合の審査員は日本料理屋の店主兼暗殺者のゼロを雇い、要求に従わなかったコンチネンタルホテルと地下犯罪情報組織そしてジョンを潰すよう伝える。
ニューヨークでは主席連合に従わなかった地下犯罪情報組織が襲われ壊滅され、リーダーのキングはゼロに切り裂かれてしまう。
その後ニューヨークへ帰ってきたジョンは、ゼロたちに襲われるも何とかコンチネンタルホテルへたどり着く。コンチネンタルホテルのルールによって殺しができないため、ゼロとホテルの待合室で待つ。
審査員が現れ「主席連合に従うか?」との最後の問いにウィンストンもジョンも「No」と答える。その答えを聞き審査員はゼロや主席連合の精鋭部隊をホテルへと送り込む。
ウィンストンをシェルターに残し、ジョンとホテルのコンシェルジュであるシャロンとで敵を迎え撃つ。完全防備の敵部隊に苦戦するも返り討ちに成功。残すはゼロのチームのみ。こちら打って変わって肉弾戦。ジョンのファンでもあるインドネシアの二人組に勝利し、最後の一人ゼロとの死闘も制し主席連合の部隊を退ける事に成功。
審査員とウィンストンが交渉中にジョンが現れ、ジョンはウィンストンに銃で撃たれホテルから落下。これを見た審査員はコンチネンタルホテルは復権し元通り営業再開する事になった。しかし、審査員がジョンの遺体を確認するもそこにはジョンはいなかった。
ジョンの体は何者かに運ばれたどり着いた場所には傷だらけのキングが立っていた。
キングは問う「俺は主席連合が憎い、お前はどうだ?」。ジョンは「Yeah」と答える。
ネタバレ感想
シリーズを追うごとに話のスケールがデカくなっている『ジョン・ウィック』シリーズですが、本作でとうとう裏社会を牛耳る「主席連合」を敵に回してしまいます。正直慣例に習って三部作で完結かなと思ってたのですが、続編があるのは意外でした。これより大きなスケールの話になるので楽しみではあります。
それにしても「主席連合」の審査員を名乗る女が憎い憎い、「私がルールよ」と言わんとばかりの立ち振る舞いにはいい意味でイライラさせてくれます。次作でも登場すると思われますがどんな結末が待っているのか。
次作は地下犯罪情報組織VS主席連合の構図、個人的にはもう一度ハル・ベリー出演してほしい。
100人以上の暗殺者を返り討ち、ビルの屋上から落下しても死なない、指一本ないのに戦える、会社違うけどもうMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)参戦でいいんじゃない?笑
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ジョン・ウィック1と2を無料で観る方法
本作は前作『ジョン・ウィック2』直後の作品となるため未見の方は鑑賞することを強くオススメします。何より前作も面白いです!
無料で観る方法:
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