『ファンタスティックビースト黒い魔導師の誕生』を鑑賞したのですが、
本作はハリーポッター史をある程度理解していないと置いてけぼりをくらう内容になっており(実際わたしはそうでした・・・)、公開された海外でもライト層に優しくないと一部批判されてます。
この状況を少しでも回避できるように事前に知っていると楽しめる6つの予備知識をまとめました。
わたしのようにシリーズ観たことあるけど忘れちゃったなという方に観ていただければ幸いです。
当記事に『ファンタスティックビースト黒い魔導師の誕生』のネタバレはありません。
ただし、すでに公開済みの前作『ファンタスティックビースト1』とハリーポッター8部作に関する情報がありますのでご注意ください。
目次
1. 時代背景
2. ダンブルドア家
3. レストレンジ家
4. アルバス・ダンブルドアとゲラート・グリンデルバルドの関係
5. クリーデンス・ベアボーン
6. ニュート・スキャマンダーとポーペンティナ・ゴールドスタインの関係
参照:https://www.fantasticbeasts.net/#/gallery
1.時代背景
ファンタスティックビーストは、ハリーポッター第1作『ハリーポッターと賢者の石』から約70年前の1926年が舞台となってます。
本シリーズで描かれるのはハリーポッターの作中でも語られた1945年の”20世紀最も偉大な魔導師アルバス・ダンブルドア VS 黒い魔導師ゲラート・グリンデルバルド”の戦いです。
最終的にダンブルドアが勝利しグリンデルバルドはヨーロッパ大陸の森に立てたヌルメンガードに幽閉されます。
本作は前作の直後から始まるため時代は1926年。今後の3作で時代が劇的に進むと予想されます。
2.ダンブルドア家
20世紀最も偉大な魔導師アルバス・ダンブルドアを輩出したダンブルドア家。
家族構成
父は魔導師パーシバル・ダンブルドア、母はマグル(人間)出身魔女の母ケンドラ・ダンブルドア。アルバスは半純血魔導師。兄弟に弟のアバーフォースと妹のアリアナがいます。
過去の事件
娘のアリアナがマグルに襲われた際、父パーシバルはその復讐としてマグルに対して魔法を使い、結果アズカバンに収監されてしまします(その後獄中死)。
その事件後アリアナの精神は崩壊してしまい暴走を起こす。母ケンドラはそのアリアナの暴走により死亡。
また、アリアナは本シリーズの悪役でアルバスの旧友でもあるゲラート・グリンデルワルド、アバーフォースそしてアルバスの死の秘宝を巡る戦いの中で亡くなってしまう。
それ以降、アルバスとアバーフォースは絶縁状態。グリンデルワルドとも疎遠となる。
ここではダンブルドアの家族構成を頭に入れておいてください。
3.レストレンジ家
28ある名門純血家系の一つレストレンジ家。
今作ではニュート・スキャマンダーのホグワーツ魔法学校での同級生で元カノのような描写があったリタ・レストレンジが中心人物として登場。
ある重要人物の過去に関わってきます。
とりあえず名門家系であることだけ理解していれば大丈夫です。
ちなみにハリーポッターシリーズでヴォルデモートの死喰い人として登場したベラトリックス・レストレンジはこの家系の人間です。彼女はヴォルデモートとの子供を授かってます。ファンタビが終わったらハリーとこの子供の戦い?
4.アルバス・ダンブルドアとゲラート・グリンデルバルドの関係
本シリーズの核となる二人の関係性はとても重要です。
二人の出会いは1899年、ゴドリックの谷で思想は違うも”死の秘宝(所持すると死を制すると言われている秘宝)”を探すとい目的とお互い尊敬し合える魔導師であることで意気投合。二人は”死の秘宝”に没頭します。
この時アルバス・ダンブルドアはグリンデルバルドに恋心を抱いていたとされています(著者J・K・ローリング氏の発言)。つまり同性愛者。グリンデルバルドがそれを理解していたか不明。
しかしアバーフォースに”死の秘宝”捜索を咎められたことを発端に勃発した三つ巴の戦いが発生。そして前述のアリアナを失ったことにより二人は疎遠となります。
こういった経緯がありアルバス・ダンブルドアはグリンデルバルド討伐に非協力的。
クリーデンス・ベアボーン
オブスキュラスの力でニューヨークを破壊した人物。
前作の最後に倒されてしまいますが、生き残っており本作ではパリの見世物屋に潜んでます。
本来オブスキュリアルの子供短命(通常10歳まで)であるにも関わらず二十歳を超えても生き続けるクリーデンスは稀な存在。そこに目をつけたグリンデルバルドから接触を受けます。
彼は純粋に自分が何者なのかを探し続けますが、ラストに驚愕の事実を知らされます。
オブスキュリアル
オブスキュラスと呼ばれる体を蝕む闇の魔力を体内で発達させた幼い魔法使いのこと。発生すると通常10歳までに死んでしまう。
ニュートとティナの関係
主人公のニュートとティナは将来結婚します。
そこまでに至る初々しい二人(特にニュート)が見れますので頭の片隅にこの二人結婚するんだと思ってみてください。
ちなみにハリーポッター本編では孫のロルフがルーナ・ラブグッドと結婚しています。
最後に
軽いノリで観るとなかなかついていけない本作『ファンタスティックビースト黒い魔導師の誕生』。
最後にあっと驚くことが語られます。拙い文ですが感想も書いてますのでよかったら読んでください。
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少しでも予備知識を入れて本編をわたしより楽しんでください!(ぐすん・・・)
今ならHuluにてハリーポッター7作品視聴可能です。ファンタビ前の予習に。
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