J・K・ローリング氏のウィザーディング・ワールド映画シリーズ通算10作目。
ハリポタの魔法世界が好きな人は必見の作品です!
が、ハリーポッター史を知っているファンがより楽しめる作品になっており、ライト層にはハードルが高い作品になってます。
本作では主要メンバーの誰が黒い魔導師グリンデルバルド側につくのか、本シリーズのキーパーソンとなる前作でニューヨークを破壊したオビュキュラスのクリーデンスにまつわる出生について描かれています。
目次
- 作品情報
- あらすじ
- 感想・レビュー(ネタバレなし)
- ネタバレ
作品情報
邦題:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 (日本公開日2019年11月23日(金))
原題:Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald
監督:デヴィッド・イェーツ
出演:
ニュート・スキャマンダー – エディ・レッドメイン
ポーペンティナ・ゴールドスタイン – キャサリン・ウォーターストン
アルバス・ダンブルドア – ジュード・ロウ
ゲラート・グリンデルバルド – ジョニー・デップ
ジェイコブ・コワルスキー – ダン・フォグラー
クイニ―・ゴールドスタイン – アリソン・スドル
クリーデンス・ベアボーン – エズラ・ミラー
リタ・レストレンジ – ゾーイ・クラヴィッツ
ナギニ – クラウディア・キム
テセウス・スキャマンダー – カラム・ターナー
ユスフ・カーマ – ウィリアム・ナディラム
ニコラス・フラメル – ブロンティス・ホドロフスキー
あらすじ
ニューヨークでの戦いの末MACUSAの監視下に置かれていた黒い魔法使いグリンデルバルド(ジョニー・デップ)は、手下の助けにより脱獄に成功する。ニュート(エディ・レッドメイン)はニューヨークの事件以降魔法生物学者として海外への出国を禁止されていた。魔法省イギリス支部にて死んだはずのクリーデンスが生きており、そのクリーデンスにグリンデルバルドが接触しようとしていることを知らせれクリーデンス捜索の要請を受けるがニュートはそれを拒否。その後アルバス・ダンブルドア(ジュード・ロウ)がニュートの前に現れグリンデルバルドを倒すようパリに向かうよう依頼され、ニュートはパリへと向かうこととなる・・・
感想・レビュー(ネタバレなし)
全5部作のファンタビシリーズ第二弾。
魔法の世界は見ていて楽しいですね!
ホグワーツ魔法学校が出てきたときはオォーってなりました。
魔法の描写はもちろんですがビーストたちも大活躍です!特にモグラ?の”ニフラー”は最後に大手柄!
日本のビースト代表で出たのはカッパかな?カッパっぽくなかったけど笑
本作を含めた2作品がおそらく次作からはじまるであろう世界大戦への序章の位置づけになるのではないでしょうか。
特に本作でキーとなるのは”主要メンバーの勢力図”と”クリーデンスの出生の秘密”
勢力図に関しては、脱獄したグリンデルバルドが来たる大戦のために仲間を集い、主要メンバーの数名がグリンデルバルド側に加わってしまいます。
クリーデンスの出生には魔法界の名門家系であるレストレンジ家が関わってきます。
ただし先ほども書きましたがまだ序章段階であるため戦いの演出は控えめです。
本格的に盛り上がるのはおそらく次作以降なのかな。
それでも今回ラストにグリンデルバルドより衝撃の一言が語られ、今後への期待が高まりました。
俳優陣も配役ピッタリです。
エディ・レッドメインのニュート役は本当にハマってるし、ダンブルドアがジュード・ロウとい渋いイケメンになってるし、ジョニー・デップは特殊メイク大好きだし(褒め言葉笑)
ただハリーポッターシリーズは専門用が多く、シリーズの関係性が強いため予習することを強くオススメします。
海外の批評家たちのコメントを見てもハリーポッター史を知らない鑑賞者は置いてけぼりをくらう。ライト層に優しくないなど評判は芳しくありません。
わたし自身も予習せずに見た為追いてかれました笑 (自分だけじゃなくてよかった笑)
前作の直後からはじまるため、特に前作は見ておくことをオススメします。
私は前作をほとんど忘れてたので勿体無かったです。
ハリー・ポッター調べてたら全作一気に見たくなった。
DVD欲しい。。。
次回作への期待が膨らむ作品です!
これから鑑賞予定の方向けにファンタビ2をより楽しめる”6つの予備知識”をまとめた記事を作成しましたのこちらもご覧ください。
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ここから下にネタバレ記事がありますので見たくない方は見ないで下さい。
ネタバレ
– クリーデンスとティナの妹のクイーニーがグリンデルバルドに加わる。
– 映画のラストでクリーデンスの本名はアウレリウス・ダンブルドアだとグリンデルバルドに告げられる。
– リタはグリンデルバルドから仲間を守るため犠牲になる。
– レストレンジ家(リタ、クリーデンス、ユスフ)の過去
クリーデンスをコルウス・レストレンジと信じ父のために命を狙っていたユスフだったが、リタによりコルウスは既に死んでいると告げられる。
幼少の頃、リタは赤子のコルウスとアメリカに向かう船に乗っていた。泣き叫ぶコルウスがうるさかったため一時的に別の赤子とすり替えたが、その後船が事故を起こしてしまいコルウスを元に戻すことができないまま避難してしまう。コルウスは救出できず沈没し亡くなりリタはいつも悔やんでいた。そして、そのすり替えた赤子がクリーデンスであった。結局クリーデンスの出生までは謎のまま。(その後別シーンにてクリーデンスの本名はアウレリウス・ダンブルドアと告げられる)
クリーデンスの正体がダンブルドアという衝撃の展開でした。
アルバス・ダンブルドアには弟のアバーフォースと妹のアリアナがいますが、アウレリウスは兄弟なのか。父の隠し子なのか。はたまたグリンデルバルドの巧みな嘘なのか。真相は次作以降に持ち越しになりました。海外ではいろんな考察が飛び交ってて面白いです。わたしは本当だと思います。クリーデンスが持っていたフェニックスを「ハリーポッターと秘密の部屋」でアルバス・ダンブルドアが所有していることからも、繋がりが強いのではと考えています。
それにしても、クリーデンスの名前がダンブルドアと判明した時の反応。
ヘビー層「えぇ〜アバーフォースとアリアナ以外にも兄弟がいたの!?それともアルバスのお父さんの隠し子、いや彼幽閉されてたから・・・」
ライト層「えぇ〜アルバスの弟?へぇーいたんだ」(実はわたしこれでした笑)
この違い結構ありますよね。アルバスに兄弟がいたなんてハリーポッター本編で少し出てきた程度なのでほとんどの人は忘れてると思います。
少しでも本作を楽しめる予備知識をまとめてます。
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ガンダム映画も知識ないと追いてかれるけど、ガンダム映画にはガンダム好きしか行かないから成立してるのであって、こういった大衆向けの映画でヘビー層向けのように作ったのはなかなかのチャレンジですよね。
今ならHuluにてハリーポッター7作品視聴可能です。ファンタビ前の予習に。
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