『クリード チャンプを継ぐ男』の続編にしてロッキーフランチャイズの最新作『クリード2 炎の宿敵』。
今回の物語は『ロッキー4/炎の友情』での宿敵イワン・ドラゴの息子ヴィクターが敵役として登場。
世代を越えた因縁対決にロッキーファン胸熱の作品となってました。
目次
- 作品情報
- あらすじ
- 感想
- 一言感想
作品情報
邦題:クリード2 炎の宿敵(日本公開日2019年1月11日(金))
原題:Creed II
監督:スティーヴン・ケープル・Jr.
出演(キャスト):
アドニス・クリード – マイケル・B・ジョーダン
ロッキー・バルボア – シルヴェスター・スタローン
ビアンカ – テッサ・トンプソン
イワン・ドラゴ – ドルフ・ラングレン
ヴィクター・ドラゴ – フローリアン・ムンテアヌ
メアリー・アン・クリード – フィリシア・ラシャド
ダニー・“スタントマン”・ウィーラー – アンドレ・ウォード
リトル・デューク – ウッド・ハリス
ルドミラ・ドラゴ – ブリジット・ニールセン
ロバート・バルボア – マイロ・ヴィンティミリア
あらすじ
父親の名前をかけた戦いから3年が経ち、前チャンピオン:コンランの予言どおりアドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)は快進撃を続けWBCヘビー級チャンピオンとまで上り詰めた。交際相手のビアンカと結婚し順風満帆のアドニスだった。
時を同じくかつてアドニスの父アポロを死に追い詰め、そのリベンジでロッキーに敗北したイワン・ドルゴ(ドルフ・ラングレン)は、息子のヴィクター(フローリアン・ムンテアヌ)をアドニスと戦わせるようアドニス陣営に迫る。乗り気のアドニスだったが、ロッキーは断固認めず結局二人の師弟関係は解消してします。
一人になったアドニスは、別のトレーナーを雇いイワンの息子ヴィクターと戦うのだが・・・
感想
前作で往年のロッキーファンの心を掴みながら新たなロッキーを作り上げましたが、本作でも期待に応えてくれてます。
まず物語の設定が熱い!アポロを殺したイワンの息子が、イワンを倒したロッキーの教え子でアポロの息子であるアドニスが戦うとかクライマックス的なプロットを持ってきました。(関係性が少しややこしいですが)
『ロッキー4/炎の友情』の話を知らない方は下記記事にざっくりとまとめてます[clink url=”https://jascoco.com/creed2-preview/”]
世代を越えた戦いってなんかロマンを感じますね。スターウォーズ然り、ドラクエ5然り(映画じゃない笑)、競馬然り(もはや人じゃない)。
師弟関係を越えた家族愛
前作でも描かれていましたが、父親のいないアドニスと息子に距離を置かれているロッキーのお互いに埋めたいところが合致した絶妙な関係がいいですね。不器用な二人が不器用なり気遣いし合い、特にロッキーは相当不器用ですけどアドニスのことを人一倍心配しているんだなとスクリーンから伝わります。
本作でも、親子みたいなやりとりがあるので思わずにやけてしまいます。いいコンビです。
ボクシングシーン
迫力の実際のボクシングシーンは手に汗握りました。特に最後の試合は見応えありました。実際本当にクリーンヒットしていて何度か脳震盪を起こしているとかいないとか。わかってて殴られるのって難しいと思うんですが役者魂が凄い。
アドニスとヴィクターの体格差が結構えげつなかった。実際のボクシングであんだけクリーンヒット食らってたらノックアウトでしょうけど、まあ演出なのでね。
ドラゴ親子
本作で触れなければいけないのイワンとヴィクターのドラゴ親子でしょう。
イワンがアポロに対してした行いは決して許されるものではないけれど、ロッキーに旧ソ連で敗北した後の彼の人生を考えると少し同情してしまいますね。特に息子のヴィクターがイワンの野望の道具と化してたのがかわいそうでした。最後の最後に親らしいことをしていたのが救いですが。
本作の影の主役はヴィクターだと思ってます。そこまで掘り下げて語られてなかったので、ビジュアルもいいのでスピンオフつくってもいいのではと思いました。
それにしても、イワンの妻の存在がイライラしました。都合のいい時だけ・・・(ちなみにシルヴェスター・スタローンの元奥さんです)
マイケル・B・ジョーダン
マイケル・B・ジョーダンがカッコいい!マーベル映画『ブラックパンサー』ではヴィランのエリック・ギルモンガーを演じていましたが、クリードではガラッと印象変わりますね。
マーベルと言えば恋人役のビアンカもマーベル映画『ソー・ラグナロク』でヴァルキリーを演じてました。
もうハリウッドの俳優陣はほとんど何らかのアメコミ映画に出演してますね。シルヴェスタ・スタローンも『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』に、ドルフ・ラングレンも『アクアマン』に出演してます笑
アクアマンの感想はこちら[clink url=”https://jascoco.com/aquaman-review/”]
一言感想
– 前作が好きな人は好意的に見れる
– 世代を越えたロッキーファン胸熱展開
– 師弟を越えた家族愛
– 迫力のあるボクシングシーン(クリーンヒットめっちゃ当たってるように見えます)
– 影の主役はヴィクター、ドラゴ親子にも同情の余地はある
– マイケル・B・ジョーダンが素敵
– ラストに将来の主役候補が登場?
これから鑑賞予定の方がより作品を楽しめるように前知識をまとめました。[clink url=”https://jascoco.com/creed2-preview/”]
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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