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[予習]『キャプテン・マーベル』 鑑賞前に知っておきたい前知識(二人のキャプテン・マーベル?)

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MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)第21作目『キャプテン・マーベル』

 

4月公開の『アベンジャーズ:エンド・ゲーム』へと繋がるとても重要な作品。

 

本記事では単独作品と見ても面白そうな要素満載の本作を、より楽しめるような前知識をまとめました。

 

参考していただけますと幸いです。(鑑賞前の情報です)

目次
1. あらすじ
2. 原作
3. クルー人とスクラル人
4. 登場キャラクター
5. その強さ、最強のヒーロー?
6. DCにもいるキャプテン・マーベル
7. 公開日

Disney+ (ディズニープラス)

目次

1.あらすじ

Photo : IMDb

舞台はアベンジャーズ結成前の1995年。
クリー人のエリート特殊部隊”スターフォース”の戦士であるキャロル・ダンバース/ヴィータ(ブリー・ラーソン)は、スクラル人との抗争に身を置いていた。ある任務についたチームだったがはキャロルは任務に失敗し結果地球に不時着。

元々地球人だったキャロルだったが過去の記憶がなく、唯一の手がかりであるローソン博士を頼りに、地球で出会ったニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)と共に調査を開始する。
しかし道先では姿を自在に変えるスクラル人が現れ重要な秘密を握るというキャロルに襲いかかる。果たしてキャロルは自身の過去を探し出すことができるのか、そしてその驚愕の真実とは・・・

2. 原作のキャプテン・マーベル/キャロル・ダンバース

その歴史は長く、1967年に初登場。ある事故でクリー人のマー・ベル(初代キャプテン・マーベル)の遺伝子がキャロルの体に融合して超人的な能力を得る。

この時の名前は”ミズ・マーベル”。フェミニスト運動のメッセージが込められたりと当時の時代背景を風刺した作風だったことも特徴。(そのためミス、ミセスではなく”ミズ”マーベルと名乗っている)

その後、アベンジャーズやX-MEN、アイアンマンなどの人気ヒーロー作など多くの作品に登場。

そして登場から50年近く”ミズ・マーベル”として活躍した2012年。彼女は正式に”キャプテン・マーブル”の名を受け継ぐ。(”キャプテン・マーベル”は人物の名前でなくヒーローの肩書きで代々受け継がれている。日本でいう歌舞伎とか落語の襲名みたいなもの、ちなみにキャロルは7代目だそうです)

3. クルー人とスクラル人

本作は宇宙三大帝国であるクリー人とスクラル人の戦いを描いた『クリー・スクラル・ウォー』がベースとなるようです。

クリー人とスクラル人の遺恨は、クリー人がまだ原始的な種族だった頃にまで遡ります。戦いの歴史は、惑星ハラに植物性種族のコタチ人と共存していたクリー人に対し、スクラル人が干渉したことから始まりました。スクラル人は原始種族であったクリー人を自らが理想とする形に進化させ、自分たちの帝国に加えようと目論んでいました。

しかし、その目論みはクリー人の権力欲によって失敗に終わります。スクラル人に不毛の地で新たな文明を作るよう仕向けられたクリー人とコタチ人は、スクラル人の想像を超える成果を達成します。しかしスクラル人はクリー人ではなくコタチ人を評価してしまい、その決定に怒った当時のクリー皇帝はスクラルの使節団を殺害、その技術を得ることで巨大な宇宙艦隊を擁する銀河帝国を作り上げます。
ここから文明に干渉された怨みを持つクリー人と、彼らに反逆されたスクラル人の間に遺恨が生まれたのです。

クリー人とは?

クリー帝国の住民。任務のために命を懸けて戦う戦士を多く擁する戦闘国家であり、地球を遥かに凌ぐテクノロジーを持つ。

『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』で登場したロナンやコラスもクルー人。

スクラル人とは?

変身能力を持ち、別人に姿を変えることができる。(予告で登場した老婆はスクラル人の変身だと予想できます。)

この二大銀河帝国はライバルで常に争いが行われています。『キャプテン・マーベル』ではこの争いに地球が巻き込まれてしまいます。

原作では、ファンタスティック4など他ヒーローとも深く関わりのある重要な存在です。

4. 登場キャラクター(スパイダーマン)

キャロル・ダンバース / キャプテン・マーベル

Photo : IMDb

本作の主人公。地球じんでありながらクリー人のエリート特殊部隊”スターフォース”として活動しています。

過去の記憶を失っており、自分が地球人であったことも忘れているが、地球への墜落を機に過去の記憶と対峙していく。

また、若き日のニック・フューリーと出会い自身の過去の秘密に迫る。

その能力はマーベルヒーロー界ではトップクラスのチートキャラ。宇宙空間でも移動することができ時空を操る能力も兼ね添えています。

このことから、これまでMCUに登場しなかったのは別の時空にいたからでは?と考えられています。

キャロルの過去の秘密が今後のMCU及びアベンジャーズ4に繋がる秘密なのかどうか注目です。

キャロル役のブリー・ラーソンは映画『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞した演技派女優。

ニック・フューリー

Photo : IMDb

MCUでお馴染みのサミュエル・L・ジャクソン演じるアベンジャーズ設立者ニック・フューリー。

本作はMCU第1作の『アイアンマン』でトニー・スタークと出会う前のお話。

トレードマークの眼帯がなく、これまでベールに包まれていた彼の過去が見れるのも本作の魅力の1つ。

70歳を超えたサミュエル・L・ジャクソンですが、CG処理にて若き日のフューリーを演じています。

最新の技術はすごい。

ヨン・ラグ

Photo : IMDb

キャロルが所属するクリー人のエリート特殊部隊”スターフォース”の指揮官で、キャロルの良き指導者として登場するのがジュード・ロウ演じるマー・ベルです。

原作のマー・ベルは初代キャプテン・マーベルでもあり、彼の遺伝子と融合してキャロルが超人的パワーを得ます。

おそらくキャロルの味方になると思いますが、地球に対してはどのような立場をとるのかも注目です。

タロス

Photo : IMDb

本作のヴィランのタロスは、は宇宙三大帝国であるスクラル人。

原作ではスーパースクラルとして改造された最強クラスのスクラル人で、ヒーロー達はかなり手こずってますが本作ではいかに。

タロスを演じるのはベン・メンデルソーン。最近だと『ローグ・ワン:スター・ウォーズ・ストーリー』や『レディ・プレイヤーワン』などに出演しています。

ロナン

Photo : IMDb

『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』でクリー人であるがサノスと手を組みザンダー星を滅ぼそうとしていました。その後サノスによって消される。

過去の話であるため元気に登場しています。本作ではクリー軍として登場なのかそれとも既に軍を抜けているのかも見どころです。

演じるのは『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』同様、リー・ペイスが続投。

コラス

同じく『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』でロナンの部下として登場したコラスも登場。

こちらも『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』のジャイモン・フンスーが続投。

グース

Photo : IMDb

キャプテン・マーベルたちの失われた記憶を追う旅に、いつの間にか付いてきていたキュートな仲間。

ネコ好きなので入れときます。宣伝用ポスターも用意されてるので重要な役割があるような気がする。

ぬこちゃんかわいい

5. その強さ、最強のヒーロー?

Photo : IMDb

キャプテン・マーベルはマーベルコミック内でも最強クラスの能力を秘めており、その強さはDCコミックのスーパーマンと類似し、超人的な筋力やスピード、スタミナ、耐久力ほか、飛行能力に加え“第七感”と呼ばれる限定的な予知能力を持っています。

またクリー人の遺伝子を持つことから毒物の免疫耐性も優れており、真空の宇宙空間で活動することができる。

キャプテン・マーベルの登場でMCUの強さのバランスが壊れないか心配なほど(ゲームで言うぶっ壊れキャラ)。だから、これまで登場させなかった説もありますね。

6. DCにもいるキャプテン・マーベル

Photo : IMDb

実はDCコミックにもキャプテン・マーベルがいました。過去形なのは現在同名の著作権をマーベル側が持っているためです。

現在は”シャザム”と名前を変えて活躍中。しかも奇しくも今年『シャザム』として実写映画が公開されます。

これを自虐ネタにした宣伝活動をしているのを見かけます笑 シャザムとシャザム役のザッカリー・リーバイのキャラだからできる宣伝ですね。

著作権問題

ちなみ最初にキャプテン・マーベルという名前でコミックを出版したのは1940年のフォーセット・コミックス。人気を博したが、スーパーマンと類似した点が多かったことからDC側(当時ナショナル・コミック)が裁判を起こし、1952年に和解した結果フォーセット・コミックスはDCの許可なくキャプテン・マーベルの名前で出版できなくなります。
最終的に1991年DCコミックがフォーセット・コミックからキャプテン・マーベルの全権利を買い取ります。

一方のマーベルコミック側は、1939年に”マーベルコミックス”という名前のシリーズを出版していました(当時の社名はタイムリーコミックス)。1961年に社名をマーベルコミックスに変更します。
そして1967年乱立した社名である”マーベル”を守るため、マーベルコミックは”キャプテン・マーベル”の商標登録をしました。表向きはマーベルコミックの社名を守るためとなっていますが、その後すぐにマーベルコミックから”キャプテン・マーベル”が登場しているため、マーベルコミックのしたたかさを感じますね。

こうしたアメリカらしい権利問題の末、マーベル版キャプテン・マーベルは残り、DC版は名前を”シャザム”に変更して存続してます。

7. 公開日

日本での公開日は3月15日(金)です。

アメリカから一週間後とかなり早い公開となります。

さいごに

1995年とアベンジャーズ結成前の話になるため、アベンジャーズのメンバーの登場はなさそうです。ただ、結成前から存在していたにも関わらず、これまでのアベンジャーズ作品に登場しなかった理由やニック・フューリーなどの過去など気になることが明らかになるのではないでしょうか。そして、キャロルの過去の秘密とは一体なんなのか。

またMCUの次回作にして集大成『アベンジャーズ:エンド・ゲーム』に繋がる作品であるため、こっちの展開も気になるところ。何かしらの情報はだしてくれるはず。キャプテン・マーベルがどうアベンジャーズに関わっていくのか。

 

いろんな意味で楽しみにな『キャプテン・マーベル』。鑑賞する時はエンドロール後までしっかり楽しみましょう!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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鑑賞してきました![clink url=”https://jascoco.com/captain-marvel-review/”]

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