Sony’s Universe of Marvel Characters(以後SUMC)の記念すべき第1作はヴィランの”ヴェノム”です。果たしてスパイダーマンは出てくるのか、今後のSUMCの展開にも大注目な作品です!
目次
- 作品情報
- あらすじ
- 感想(ネタバレなし)
- 感想一言まとめ
- ネタバレ
作品情報
邦題:ヴェノム (日本公開日2018年11月2日(金))
原題:Venom
監督:ルーベン・フライシャー
出演:
トム・ハーディ – エディ・ブロック / ヴェノム
ミシェル・ウィリアムズ – アン・ウェイング
リズ・アーメッド – カールトン・ドレイク / ライオット
スコット・ヘイズ – ローランド・トリース
リード・スコット – ドクター・ダン
ジェニー・スレイト – ドラ・スカース
ウディ・ハレルソン – ???
あらすじ
ある日宇宙探索機が墜落。その中には4つの宇宙生物(シンビオート)のサンプルが積まれていたが、一つは捜査員に寄生し失踪。残る3つのサンプルをライフ財団に運ばれる。
一歩踏み込んだ取材がモットーの記者エディ・ブロック(トム・ハーディ)は、フィアンセのアン・ウェイング(ミシェル・ウィリアムズ)と幸せな日々を過していた。しかし、アンのパソコン届いたライフ財団の違法実験をしているという秘密事項を盗み見し、その情報を使いライフ財団のリーダードレイク(リズ・アーメッド)に違法実験について取材をするが、十分な証拠がなく失敗。エディとアンは仕事を失い二人の婚約も解消。どん底に落ちるエディにドレイクのやり方に賛同できない研究員ドラからライフ財団の真相を暴いてほしいと依頼を受けエディはライフ財団へと向かう。。。
感想(ネタバレなし)
ヴェノムの映画化の構想は2007年、サム・ライミ時代のスパイダーマン3まで遡ります。そこから約10年間紆余曲折を経て2018年ようやく公開まで辿り着いた作品です。
否応にも期待しちゃいますが、現地の批評家からのレビューが芳しくないです。
DDsはその事を忘れて鑑賞。結果的に言うと一つの映画として楽しめました。ただマーベル映画として観ると正直物足りなさを感じました。
まずカーチェイス。トム・ハーディがあれ?これマーベル映画でしたっけ?と思わせるくらいにサンフランシスコの街をバイクで疾走します。ヴェノムも手伝ってはいるもののスーパーヒーローらしからぬ展開。
それとヴェノムの映像での出演シーンも少なく感じました。せっかくキャラデザカッコいいのに勿体無い。原作のヴェノムはスパイダーマンに寄生したのち誕生したため胸にスパイダーマンのシンボルが描かれていますが、今作ではスパイダーマンは関係ないため胸のシンボルはなくなっています。それでは暗闇でよく見えないとのことで白い静脈から形成されたシンボルが描かれています。これがイカしてます。
コメディ要素も多くタイのお客さんには受けてました。ヴェノムがHungry!って叫んだりパラサイトって言うと怒ったりと原作のキャラは知りませんがなんか憎めないキャラです。エディとの言葉のやり取りとか、ヴェノムとエディがエディの体の操縦権争う姿とか面白かったですね。シャーマンキングを思い出す。阿弥陀丸。
ミッシェル・ウィリアムズと言ったらわたしの中では”ブロークバックマウンテン”を思い浮かべますが相変わらず綺麗です。
ダークヒーロー映画なので人の死も頻繁に描かれてます。まぁヒーローと言ってもヴィランですし、人も食べます。
監督のルーベン・フライシャーは、”ゾンビランド”の監督です。先日続編の制作発表されましたよね。楽しみ。
記念すべきSony’s Universe of Marvel Characters第一弾、これはスパイダーマンに登場するキャラクターからなる世界が舞台になっていてマーベルシネマティックユニバース同様世界観がクロスオーバーしてます。スパイダーマン関連のキャラだけで大丈夫かなぁと思ったら900体以上もいるんすね。死ぬまでに全部見れんわ笑
ちなみにSony’s Universe of Marvel Characters第二弾はジャレット・レト主演でこちらもヴィランである”モービウス”です。公開日は未定ですが楽しみに待ちましょう。
感想一言まとめ
アクション映画好きにオススメ、ヴェノムとライオットのキャラデザ最高(フィギュアほしい)、もっとスーパーヒーロー!スーパーヒーローしてくれも良かった、超ヒットマーベルスピンオフ映画”デッドプール”には及ばず、ミドルクレジット後にあのキャラが
ここから下にネタバレ記事がありますので見たくない方は見ないで下さい。
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ネタバレ
ライオットはドレイクに寄生し、地球を新たな住処とし仲間を呼びに行くためスペースシャトルで宇宙へ飛び立つことを計画。エディはヴェノムに地球を守るよう説得し、ライオットの計画を阻止する。見事発射直後にスペースシャトルを破壊しライオットとドレイクも消滅。ヴェノムはエディを庇い消滅してしまった。
数日後、エディはアンと談笑。そこでヴェノムはまだエディの中で生きてた。エディはその事をアンには伝えず立ち去る。ヴェノムにはいい人間は食べちゃダメだが悪い人間ならよいと教える。行きつけの売店で早速強盗が登場。強盗はヴェノムの餌食に。本編終了
ミドルクレジット後
エディは刑務所へ取材に向かう。面会の相手はクリータス・キャサディ(ウディ・ハレルソン)。クリータスはエディが来る事を知っていた。この後の展開は?
エンドクレジット後
アメリカで年末に公開される”スパイダーマン: スパイダーバース”のプロモーション映像。
期待していましたが、スパイダーマンは本編にもエンドクレジット後にも出てきませんでした。
がしかし、クリータス・キャサディが登場です!彼は原作ではヴェノムと切っては切れない関係のカーネイジとなる人物です!クリータス役のウディ・ハレルソンが次作に向けた契約にサインしているのでおそらく続編でカーネイジは登場するでしょう。ちなみに主演のトム・ハーディは3作分の契約をしてます。
製作者サイドもいずれはスパイダーマンとのクロスオーバーを実現したい旨を語っているので、我々ファンは大人しくその時を待ちましょう。次作は人工吸血鬼モービウスです!
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