MENU

『ザ・フォーリナー/復讐者』俺を怒らせたらお前ん家爆破するからな?(ネタバレ+ネタバレなし感想)[映画感想: 036]

スポンサードリンク


還暦超えのジャッキー・チェンがサスペンス・アクション映画に挑む。

 

ジャッキーの代名詞であるアクションの見せ場も用意されており、従来のジャッキーファンも安心できる出来栄え。

 

黒幕が発覚してからの展開が面白かったです!

 

本記事ではネタバレなし感想の後にネタバレを含む内容の感想を書いています。ネタバレを見たくない方は一言感想までご覧ください。

[rtoc_mokuji title=”” title_display=”” heading=”h4″ list_h2_type=”” list_h3_type=”” display=”” frame_design=”” animation=””]

スポンサードリンク

作品情報

邦題: ザ・フォーリナー/復讐者

原題: The Foreigner

監督: マーティン・キャンベル

出演(キャスト):
– クァン・ノク・ミン – ジャッキー・チェン :レストランの経営者、元特殊部隊員
– リアム・ヘネシー – ピアース・ブロスナン :北アイルランド副首相、元IRA活動家
– メアリー・ヘネシー – オーラ・ブラディ :リーアムの妻
– リチャード・ブロムリー – レイ・フィアロン : ロンドン警視庁テロ対策指令部指揮官
– マギー – チャーリー・マーフィー :リーアムの愛人
– ショーン・モリソン – ロリー・フレック・バーンズ :リーアムの甥、元英軍特殊部隊

あらすじ

Photo : IMDb

ロンドンで中華屋を営むクォン(ジャッキー・チェン)は、唯一の家族である娘のファンと暮らしていた。
ある日いつものようにファンを学校に送迎したクォンに悲劇が起こる。ファンが車をおりてすぐ爆弾が爆発。ファンは帰らぬ人となってしまった。テロリストはアイルランド解放を謳うIRA急進派によるものと犯行声明を出す。

深い悲しみに暮れるクォンは、テロリストに対する復讐心が掻き立てられ、警察でテロリストの情報をお金で買おうとする。しかし本当に何も知らない警察には取りあってもらえず。唯一の情報であるIRAの活動家だった北アイルランド副首相であるリアムの元へ向かった。
リアムと対面するも、彼も情報を知らないの一点張り。疑念を抱くクォンは、彼の事務所を自作の爆弾で爆発させ脅迫。我が子の復習に燃える父とリアムの戦いが始まった・・・

ネタバレなし感想

1. ジャッキーシリアス路線確立

Photo : IMDb

アクションあり、サスペンスあり、どんでん返しありとこれまでのジャッキー・チェン主演作品とは違った趣向の本作。

 

その中でも一際印象に残ったのはジャッキー・チェンのシリアスな演技です。コミカルなイメージが強い彼ですが、こういう役もできるんですね。

 

娘の死から生気を失い悪魔に取り憑かれたように行動する姿は見るものを魅きつけました。

 

2. アクションシーン

Photo : IMDb

ジャッキー主演映画で欠かせないアクションですが、本作でも健在。

 

作風と還暦を超えた年齢の関係か少し控えめ。ただ還暦越えたジャッキーすごいなとただただ関心してしまいます。

 

リアムに送り込まれる刺客次々倒していく姿は見ていて気持ちいいです。

 

3. ジャッキー爆弾魔になる

Photo : IMDb

本作のジャッキーは娘への復讐のためあらゆる手段で情報を入手しようとします。

 

そのいい例が爆弾です。いきなりテロリストの情報をよこせと乗り込んできて、知らないと答えた数分後その家のトイレを爆破します。爆破シーンはこれ以外にもあります。

 

「どっちが爆弾テロリ・・・おっと、誰かが来たようだ」という思いが込み上げてくるはずです。

 

ジャッキーの質問にはキチンと答えましょう。答えを知らなくても笑

 

4. 見応えのあるサスペンス要素

Photo : IMDb

ジャッキーの映画なのでアクションの方を期待していたんですが、終盤のドンデン返しなどサスペンス好きも楽しませてくれる内容です。

 

これは嬉しい誤算でした。

 

5. ピアース・ブロスナンがかわいそう

Photo : IMDb

本作のもう一人の主役、ピアース・ブロスナンがとにかく不憫でかわいそう。

 

これは最後まで見た人しかわからないです。未見の方はそこにも注目して鑑賞してみてください。

 

 

スポンサードリンク

一言感想

– ジャッキー・チェンのシリアス演技は見モノ
– サスペンス好きも楽しめる
– ジャッキーのアクションは健在
– ジャッキー怒らせたらアカン、家爆破されるもん
– ピアース・ブロスナンが不憫
– ベトナム人(クォン)がなぜ中国語と中華料理屋?

以下ネタバレを含みますのでご注意ください。

 

前の映画感想[clink url=”https://jascoco.com/hellboy-2019-review/”]

 

次の映画感想[clink url=”https://jascoco.com/johnwick3-parabellum/”]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スポンサードリンク

ネタバレ

ネタバレあらすじ

Photo : IMDb

クァンの復讐は止まらないリアムの浮気現場の盗撮、リアムの別荘に侵入しまた爆弾。リアムも刺客を送りクァンを止めようとするが、クァンに返り討ちにされる。実際リアムは爆弾テロの件については何も知らないためお手上げ状態。リアムはクァンの経歴を調べるとベトナム戦争で特殊部隊に所属した優秀な工作員であったこと、妻は出産時に失くし、もう一人の娘は海賊に襲われ失うという過去を持っていた。

そんな中、次に送った刺客はリアムの甥でもあるショーン。彼も特殊部隊に在籍していた経歴を持っており対決はクァンとほぼ互角。死闘の末クォンが勝利。すると、ショーンが身の上話を始めテロで家族を失ったクォンの過去は自分と似ている。同情したショーンは犯人の潜伏場所をクォンに伝える。
一方のリアムも、ようやくテロの実行犯を突き止めた。しかし、テロリストはIRAの仲間その中には浮気相手の女、そして黒幕は妻のメアリーであった。怒るリアムは側近であった仲間を隠蔽目的で銃殺。その後は自身の地位や名誉を守るため保身に走る。

警察も犯人の潜伏場所を突き止め突入作戦を試みていた。しかしその直前にクォンは一人点検業者になりすまし隠れ家に潜入。持ち込んだ銃で犯人グループ5人のうち4人の男を撃ち殺す。もう一人の女(リアムの浮気相手)には怪我をさせてその場を立ち去った。警察が突入した時には、4つの死体と一人の女しかいなかった。
警察は生き残った女を拷問し、爆弾を仕掛けて場所を聞き出すとその女を射殺。最後の爆弾は爆発することはなかった。
逃げ場のないリアムに追い討ちをかけるようにクォンが、浮気相手と一緒にいるリアムの写真を見せる。それをメールで送信しリアムは全てを失った。

復讐を終えたクォンは自分の中華料理屋に戻り、スタッフと再開する。

 

ネタバレ感想

面白かったです!

復讐に駆り立てられたジャッキーの度を超えた鬼畜ぶり、知らないと言ったら家爆破。聞く耳を持たない思い込みが激しいおじさんでした。妻を失くし、二人の娘を殺されるという壮絶な人生を経験したらここまで狂気になってしまうのかもしれませんが。ジャッキーの優しい顔は序盤と最後しか拝見できません。常に狂気。

そしてかわいそうなのがピアース・ブロスナン演じるリアム、本当に知らないのに家や別荘爆破され、知らないところでは仲間に裏切られ、浮気相手にも妻にも利用され、散々振り回された挙句、事件の首謀者でもないのに全てを失うという。この不幸ぶりには少し同情してしまいますね。

65歳と還暦超えでアクションは控えめになると思いますがmシリアス路線のジャッキーなかなか良いですね!演技もかなり役に入り込んでたように思います

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

映画好きにオススメする動画配信サービス(VOD)

映画好きの当ブログ管理人は特に映画に力を入れている以下2つの動画配信サービスを利用しています。

① Huluは映画2500作品、海外ドラマ600作品が全部見放題の気楽に楽しめる動画配信サービスです。 → 今なら無料トライアル実施中!<Hulu>

② U-NEXTの売りは業界ナンバーワンの圧倒的コンテンツ量(洋画4000作品、ドラマ600作品)です。管理人一押し動画配信サービスです。 → 今なら無料トライアル実施中!<U-NEXT>

どちらも無料お試し期間があります。その期間に見定めましょう。

2つのサービスをオススメする理由[clink url=”https://jascoco.com/vod-for-movie-lovers/”]

 

前の映画感想[clink url=”https://jascoco.com/hellboy-2019-review/”]

 

次の映画感想[clink url=”https://jascoco.com/johnwick3-parabellum/”]

スポンサードリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次