タイならではの観光地の1つ水上マーケット。
タイ旅行の際は是非行きたいところですが、有名なダムヌンサドゥアック水上マーケットは外国人観光者向けであるため、とにかく物価が高い、外国人が多くローカルの風情がないとあまりオススメできません。
ここでご紹介するアンパワー水上マーケットは、バンコクから車で1時間半ほど離れていますが、タイ人観光者が多いため物価も現地人価格で良心的、タイの昔ながらの風情が楽しめるオススメの観光スポットです。
本記事では、アンパワー水上マーケットに実際に足を運んだ感想や中の様子、物価、そして日没に催されるボートクルージングでの蛍鑑賞について書いています。
結論から言ってしまうとアンパワー水上マーケットは、一日使ってでも行く価値はあると断言します!
参考にしていただけますと幸いです。
[rtoc_mokuji title=”” title_display=”” heading=”h4″ list_h2_type=”” list_h3_type=”” display=”” frame_design=”” animation=””]
基本情報
営業時間
アンパワー水上マーケットの営業時間は、金土日の15:00〜21:00
週末のみの営業です。ご注意ください。
ロケーション
バンコクから南西90kmサムットソンクラーム県。バンコクから車で約1時間半程度の場所に位置します。
行き方・アクセス
– ロットゥ(バン)
バンコクから一番安く、簡単に行け多くの方が利用する手段です。ロットゥでの行き方は2つ存在します。
1. チャトチャックミニバスターミナル(北バスターミナル近く)
北バスターミナル近くにあるロットゥ専用のターミナル。
行き方はBTSモチット駅からタクシーで行くのが一番安心簡単です。
日本語読みで”ロット ドイ サーン カナー レッグ(チャトゥチャック)”/รถโดยสารขนาดเล็ก(จตุจักร)
タクシー運転手には素直にグーグルマップ見せましょう。
チャトチャックミニバスターミナル
ロットゥのお値段はバンコクからアンパワーまで90バーツ。安くて助かります。
2. 旧南バスターミナル
もう1つのバスターミナルも交通の便が悪いので、最寄駅のBTSヴィクトリーモニュメント駅からタクシーで行くのが最善です。
日本語読みでサーイ・タイ・ガオ/สายใต้ เก่า
ロットゥのお値段は70バーツとこちらの方が少し安いです。しかし、微々たる差なので乗車ターミナルは拠点から一番近いところで問題ありません。
どの移動手段も所要時間は1時間半ですが、ロットゥの場合は人数が揃ってから発車するため時間に余裕を持って行動しましょう。
– タクシー
一番手っ取り早いのがタクシー。
資金に余裕がある方、ロットゥの中に1時間半もいられない方向けです。
バンコクからアンパワーまでの相場は片道1000-1500バーツ程度。セオリー通り安い値段から交渉してみましょう。
マーケットの様子
ここからアンパワー水上マーケットについてです。写真を交えて中の様子を伝えます。
メイン通りの橋
記念撮影を撮る人が多い。
水上マーケットの地図
マーケットとなっているのは700mほどでそこまで大きくないです。
露店がたくさん。食べ物、服、小物、マッサージ、射的などなど定番の物はだいたい揃ってます。
他にもたくさんのお店がありますのでぜひ自分の目で確かめて見てください。
物価
アンパワーの良いところの1つが現地人価格で食事、買い物ができることです。
服や小物も手軽に購入できます。写真のかわいいエコバックが49バーツ。
日本でも愛好家が多いヤードムの6個セットも100バーツで売ってました。
今回の旅行で食べた一部の料理も紹介します。
小籠包と海老シュウマイ各35バーツ(約120円)
中心部にあるクイッティアオ(タイヌードル)のお店
タマダー(普通)が25バーツで、ピセー(大盛り)が40バーツとかなり良心的な価格。
注文したクイッティアオと豚の蒸し煮ご飯
ご飯はスープ付き
タイ料理は安くて美味しい!
アクティビティー
メインとなるのがボートクルージング。昼夜とそれぞれ趣向の違うクルージングがあります。しかもお値段50-60バーツ。外国人向け観光地と化したダムヌンサドゥアック水上マーケットのボートは1000バーツ。1000バーツあったらアンパワーなら交通費込みでかなり楽しめると思います。
昼と夜のクルージング内容
昼:寺院をめぐるボートクルージング
夜:蛍鑑賞ボートクルージング
どちらも貸切可能でお値段は400-500バーツ程度
今回は特に人気のある蛍鑑賞ボートクルージングを体験してきました!
蛍鑑賞ボートクルージング
クルージングのお店は至る所にあるので見つけるのは難しくないと思います。ただ中心部付近のお店は集合時間人でごった返していたので、少しはずれのお店をオススメします。
ちなみに出向の3時間前にチケットを購入しましたが、乗船は購入順ではなく早いもの順なので前方を確保したい人は早めに集合場所に行きましょう。
行った時期が4月の初めで、出航時間は6時半と書いてありましたが、チケット売りの方が「それだとまだ明るいから」と6時40分に変更。時間はその都度変わるようなので注意が必要です。
6時40分クルージング出発です。
この時まだ日が出ており早すぎなんじゃと心配になりましたが、蛍スポットまで25分くらいかかりその頃にはちょうど日没。いらぬ心配でした。
蛍スポットに着くと船頭がタイ語でホタルの場所を説明。タイ人が見ている方向を見ましょう。
そして、肝心の蛍ですが
感動しました!(残念ながら遠すぎてカメラには収められず)
時期が4月とシーズンではなかったため光のボリュームは少なかったですが、日本の蛍と違い小刻みに点滅していてクリスマスツリーのイルミネーションのようでした。
そもそも蛍なんて見るの何年振りだろうと遠い昔の記憶を呼び覚まして別の意味でも感慨深かったです。(結局最後に見たのはいつだったか覚えてませんでしたが)
スポットへの移動中もライトアップされた寺院が雰囲気を盛り上げてくれます。どこかロマンティックな雰囲気を醸し出します。
戻るとライトアップされたマーケットがお出迎え。
約1時間のツアーはあっという間。これで60バーツ(約200円)は安すぎる!
ここでロットゥでバンコクへ戻る方に注意事項。バンコク行きの最終便は20:20なので間に合わなくなる可能性があります。僕がマーケットに戻ってきたのが19:50ごろ。出発まで30分もあれば問題ありませんが、タイなので何があるかわかりません。日帰りで蛍鑑賞を計画している方はそのままアンパワーに宿泊することも検討するべきです。
[アンパワーの蛍鑑賞のまとめ]
– 日本とは違う蛍が見れる
– 年中鑑賞できるが、シーズンは5月〜10月
– ロマンティックな雰囲気でカップルにもオススメ
まとめ
いかがだったでしょうか。
タイの水上マーケットを堪能したいのであれば、
– 現地の昔ながらの風情を味わえる
– 現地人価格の物価で安い
– 外国人観光客の少ない(半分以上は現地の方でした)
– 半日もあれば回りきれるちょうどいい規模
– 蛍が見れる
などメリットが多いアンパワーに行くことを強くオススメします!
また、可能であれば金曜日に訪れると人が少なくて快適です。土日のアンパワーも体験しましたがやはりかなり混雑してます。今回金曜日に訪れましたが体感的に土日の半分くらいの人でした。
無理そうならアンパワーに宿泊するのも手。比較的空いている15〜17時くらいに軽く探索して人が増えたらホテルでまったり。そして夜に人が少なくなったらまた訪れる。これなら精神的にも体力的にもかなり楽です。水上マーケットへ徒歩で行けるホテルも多くかなり有意義に過ごせるはずです。
時間を気にせず日帰りでアンパワーを楽しむ方法
最後に日帰りでアンパワーへ行きたいという方にオススメなのがツアーに申し込むことです。これなら帰れないかもという心配をせず思う存分楽しみことができます。
単純に車をチャーターするものと旅行会社が手配しているツアーの二種類あります。
車のチャーター(大人数向け)
車とドライバーを10時間貸切るシンプルなプラン。
このプランはアンパワーだけでなく、ダムヌンサドゥアック水上マーケット、チャン・プアック・キャンプ象乗り体験、メークロン線路市場へも行くことが可能です。
帰着先もホテル以外にアジアティーク・ザ・リバーフロントに変更もできるのも嬉しいです。
日本語のサポートはなくドライバーとの会話は基本英語ですが、料金は車とドライバー分だけなので大人数でいけばかなりお得なプランだと思います。出発時間を決めれるなど時間の融通もきくの便利。
【水上マーケットを満喫】タイ・バンコク貸切チャーター車1日ツアー
日本語サポートのツアー
日本語が話せる安心感が欲しい方は日本語サポート付きのツアーをオススメします。
異国の地でも日本語が通じる安心感はお金を出す価値はあります。
そのため、車のチャーターと違い人数ごとに料金が発生するので割高です。また他ツアー参加者と同席するのでプライベート感はありません。
それでも昼過ぎからのツアーで拘束時間が少なくサクッと水上マーケットと蛍を見たい方、日本語サポートを望む方にオススメです。
アンパワー水上マーケットを楽しみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメント