タイが大好き当ブログ管理人うーたが”2018年10月から2019年9月まで”観光ビザとノービザ入国だけで、一年間タイに滞在できるのか身を削って検証してきた(せざる得なかった)当企画。
本記事が最終章となります!
2020年4月追記:2020年再度タイにノービザで入国・滞在中のため、その後の滞在記録ものちに掲載予定。
既に日本に帰国しており本記事も日本から更新。2013年からタイ滞在7年間、ちょくちょく一時帰国はしていたものの日本の変化に驚いている今日この頃です。
さてさて、2018年の10月から始まった当企画『1年間”観光ビザ”と”ビザなし入国”でタイに滞在できるのか?』結論から言ってしまいましょう。
見事達成することができましたー! (幾度か予期せぬハプニングがありましたが)
ネットで調べると2年3年と粘られた人も散見していますが、ほとんどはタイの軍事政権化前(入国が厳しくなる前)の情報。
私は2018年10月から2019年9月まで一度も日本に帰国することなく、『1年間タイに観光ビザとビザなしで滞在』することができました。
注意:タイへの入国は各々の入国審査官の裁量によるものが大きいです。そのため私が1年間滞在できたからといって、全ての人が同様に滞在できる保証とならないことご理解ください。
年月:入国ビザ [入国手段:出発地](累計回数)
▪️ 2018年9月:ノービザ [空路:ペナン](1回目)
▪️ 2018年10月:観光ビザ [陸路:ビエンチャン](1回目)
▪️ 2018年12月:ノービザ [空路:香港](2回目)
▪️ 2019年1月:観光ビザ [陸路:ビエンチャン](2回目)
▪️ 2019年3月:ビザ延長 [チェーンワッタナ](1回目)
▪️ 2019年4月:ノービザ [陸路:ビエンチャン](3回目)
▪️ 2019年5月:ビザ延長 [チェーンワッタナ](2回目)
▪️ 2019年6月:観光ビザ [陸路:ビエンチャン](3回目)
▪️ 2019年8月:ビザ延長 [チェーンワッタナ](3回目)
▪️ 2019年9月:帰国
観光ビザ3回(6ヶ月)+ノービザ3回(3ヶ月)+延長3回(3ヶ月)=
計12ヶ月
一度も日本に帰国することなく滞在できました。
[参考情報]企画以前の当ブログ管理人のタイへの入国歴:
▪️ タイの観光ビザ未取得
▪️ タイの就労ビザ約6年
▪️ 過去に数回ノービザで入国
香港旅行や予想外のノービザ入国もあり不規則な取得順となってます。あと最初の頃はたくさん延長すると印象悪いと思って(ビビっていた)延長申請しませんでした。これが吉と出たかは不明。
それではそれぞれのビザの申請の様子をダイジェストに振り返ります。また、最後にこの1年間の経験をまとめています。これから観光ビザを利用して長期滞在を計画している方の参考になれば幸いです。
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2018年10月 観光ビザ取得(1回目)
10月に自家用車でラオスまで行き観光ビザを取得してきました。
人生初の観光ビザ申請なので大きな障害もなくビザを取得しイミグレーションも通過。
逆にタイを出る時すごい時間かかったけど何だったんだろう。
2018年11月 ビザ延長(1回目)
初めての延長なのでここも問題なく通過できるかと思いきや、一度タイからの出国を考えるほどヒヤリとしました。
当時サムットプラカン県在住だったのですが、サムットプラカン県に住んでる人はサムットプラカンのイミグレーションで申請する必要がありました(昔はバンコクでも大丈夫だったらしい)。それを知らずバンコクのイミグレーションで申請したら「ここじゃない」と却下されサムットプラカンのイミグレーションに行きます。しかしバンコクとサムットプラカンでは提出書類に違いがあり、結局その書類を準備できなかったことからサムットプラカンで申請できなくなってしまいました。最終的にバンコクで申請して無事延長できたのですが、その話はまた下の記事にまとめてます。
[clink url=”https://jascoco.com/none-bangkok-visa-extension/”]
バンコク県外にお住いの方は申請場所と書類には注意しましょう。(当たり前)
2018年12月 ノービザ入国(1回目)
半年以上も前から予定していた香港旅行に行ってきました。
タイにはノービザで入国。
2018年2回目のノービザ入国なので何か言われるかなとドキドキしてたら、案の定入国審査官に呼び止められました
入国審査官 「ごめん、間違えて違うスタンプ押しちゃった」
うーた心の声 (オイッ!)
ビックリしたけど無事通過です。
エミレーツのビジネスクラス乗れちゃったり、初海外ディズニー行けたりと満喫した旅のダイジェストは下記から。
[clink url=”https://jascoco.com/hongkong-travel-digest/”]
2019年1月 観光ビザ取得(2回目)
2回目の観光ビザ取得のためドンムアンから飛行機でラオスのビエンチャンへ移動。
自家用車に比べたら圧倒的楽!費用もそんな変わらないので、これからは飛行機一択と固く決意。
問題の観光ビザですが、問題なく取得できました。
帰りは夜行バスでのんびり帰りました。
2019年3月 ビザ延長(2回目)
延長申請はバンコクのチャンワッタナで。
パスポートのICチップが読み込まれないハプニングはありましたが無事に延長できました。
2019年4月 観光ビザ取得(3回目) → ノービザ入国(2回目)
やっちゃいました。
当ブログでラオス・ビエンチャンでのビザ申請方法が予約制に変わったことを発信しておきながら、当の本人がその予約を取り逃がすというマヌケっぷりを発揮。(予定日の2週間前に予約しようと思ったら満席)
どのみちタイは出なくてはいけないのでビエンチャンの大使館へアポなしで向かうも見事に撃沈しました。その時の詳細は下記記事から。
[clink url=”https://jascoco.com/thai-tourist-visa-vientiane-no-appointment/”]
結果、当然観光ビザの申請はできずノービザ入国になりました。
しかし陸路での入国でしたが15日間と思いきや30日間の滞在スタンプ押されたため結果オーライ。(9月に帰国予定なのであと一回の観光ビザでなんとかなる)
▪️ ラオス・ビエンチャンでの観光ビザ申請予約は予約解禁日(1ヶ月前)にする。二週間前は遅すぎ。
2019年5月 ビザ延長(3回目)
延長申請はもちろんバンコクのチャンワッタナ。
いつも通り受付の人にパスポートを渡し「Visa extention」と伝え整理券をもらい、いざ自分の番になったら担当の人に「あなたはここじゃない」と言われ別の場所へ連れていかれる。
うーた心の声:まさか長期滞在しすぎだから別室で取り調べ?うわぁー堪忍やで〜
そして連れていかれたのは別のカウンター。「ノービザのあなたはここで申請して。次から気をつけて」
この時初めて観光ビザとノービザの延長申請が別のカウンターであることを知る。受付のおばちゃんが間違えたのに俺が注意されるんかい、と一瞬思うも問題なく申請できることの安堵でいっぱいだったので「カプ!」と元気よく答える。
無事延長!
▪️ 観光ビザとノービザの延長申請のカウンターは別なので、受付で整理番号もらう時にどっちの延長かきちんと伝えましょう。
2019年6月 観光ビザ取得(3回目)
今回のタイ滞在の最後の観光ビザ申請です。最後ということもあり、行ってみたかったルアンパバーン旅行した後夜行バスでビエンチャンに乗り込みました。ルアンパバーン旅行記は別記事にてアップ予定(夜行バスがキツかった)。
前回やらかした教訓を活かし、ビザの予約解禁になるであろう申請予定日の1ヶ月前に毎日欠かさずサイトをチェックした結果、整理番号2番で予約に成功。これで一安心。が、まさかの結末が待っていました。
申請当日、前回申請時に”これ以上の観光ビザ申請不可のスタンプ”を押されてないため気持ちに余裕を持って挑む。9時くらいに大使館に到着しそこそこの行列でしたが、当日も予約時の整理番号が優先され行列を横目にゴボウ抜きするのは気持ちよかった笑(翌日の受取時も整理番号順)
申請は問題なく通り翌日無事にビザを受取りました。その足でタイに入国するためにウドンタニ行きのバスで国境まで移動。ここで問題発生!入国審査で引っかかり入国できないと言われる!その理由は
入国審査官:ビザに担当者のサインが書いてないから入国を許可できない。今から大使館に行ってサインをもらってきて。
粘ろうと思ったけどそういう決まりなら仕方ないと急いで大使館に戻ります。
しかし結果的にこの日にサインをもらうことはできませんでした。(現金不足、僕以外の被害者、担当者の来る来る詐欺などの諸々の問題がありましたがここでは割愛。詳細は別記事でアップ予定)
翌朝、大使館の入り口で受け付けてる職員に事情を伝えると中に誘導されすぐにサインを貰えました。タイ人にしては珍しく謝ってたので許さないけど許す。そもそもサインがないと入国できないことを知らなかった自分にも落ち度はある。
すぐに国境へ移動し入国審査も通過。この一年で3回目の観光ビザ入国です。ちなみに観光ビザ申請不可のスタンプ押されてないので、まだ観光ビザは取れそう。
▪️ 観光ビザの上に書かれる担当者のサインがないと入国できない。▪️ 受け取った時にキチンとビザの内容を確認する。
▪️ 現地でも予約時の整理番号が活きるので早めに予約する。
2019年8月 ビザ延長(4回目)
チャンワッタナにて延長申請。
ちなみに7月にサムットプラカーンからバンコクへ引っ越ししたため、バンコク民として申請しました。
前回の教訓から「観光ビザの延長」と伝え観光ビザ用の整理券をもらい無事延長完了。そして1年間観光ビザとノービザでタイに滞在できることも確定!
さいごに(1年間のまとめ)
紆余曲折ありましたが、無事に1年間タイに滞在することができました。そこで学んだこと、感じたことを下記にまとめました。
気をつけること・知っておくこと
▪️ ビザ発行時に日付に加えて担当者のサインの有無も確認する。
▪️ ラオス・ビエンチャンでのビザ申請予約は早め!予約番号は当日の受付順にも適用される。
▪️ バンコク郊外でのビザ延長は申請書類が多い。(バンコクで申請する方が楽)
▪️ ラオス・ビエンチャンはノーアポだと申請不可。(大使館横のエージェントに依頼することができるが高い)
▪️ バンコクのビザ延長申請は緩い印象。(拒否されるケースはパスポートの期限切れなどで、違反さえなければ申請通りやすい)
▪️ 入国審査官は女性より男性の方が優しそう。
▪️ 審査化はベテランより若手の方が優しそう。
▪️ 陸路入国推奨。空路特にドンムアンは賄賂などの悪い噂が多い。
この企画前は途中から語学学校入って学生ビザにしようかと思っていましたが、終わってみれば観光ビザとノービザでいけました。
ただ、この一年で6回も出国した面倒さと、何より入国時に毎回ハラハラドキドキしなければならないので人に勧めることは絶対にないですね笑 まず滞在できる保証がない。
旅費もかかるので費用も学生ビザで語学学校通うのとトントンくらいだと思います。でも学校に通う必要がないので滞在中は自由な時間が持てる!これが最大のメリットです!
とりあえず読者の方はこういう人もいるんだなと、あくまでも参考程度に思ってください。
ちなみに今年の年末に再度タイに行く予定です(タイ大好き、寒いの嫌だ)。またノービザ入国と観光ビザの5ヶ月(二回の延長含む)は滞在予定。約3ヶ月間隔を空けての入国だし今年2回目のノービザ入国なので引っかからないと思いたい。
それまでは久々の日本を満喫します。
やっぱり日本食は世界一!!空気がいい!!衛生的!!高品質!!言葉が通じる!!
そんな日本では当たり前のことに感動している今日この頃です。
ひとまず『タイに1年間観光ビザとノービザで滞在』企画は終了ですが、タイのビザ情報などは発信し続けますので今後ともよろしくお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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