海外に住んで7年目、日本のテレビ番組とは縁がないと思っていましたが、huluとVPNの無料お試しに釣られて契約してみました。
いやー、予想以上に生活の充実感が増して驚いてます。やっぱり僕は海外にいても日本語コンテンツが好きな日本人でした。
まだ加入して一週間程度ですが、VPN(2ヶ月)もHulu(二週間)もお試し期間中のためまだ料金が発生してません。利用後に良し悪しが判断できるので加入のハードルが低いのも良い。
そこで本記事では、海外からVODを利用するまでの手順やどんな人にオススメか実際に使ってみた感想を書いていきます。
海外からDAZN(ダゾーン)も試してみた[clink url=”https://jascoco.com/dazn-from-overseas-vpn/”]
Huluを海外からの利用方法1 [VPNの開通]
Huluに関わらず日本のVOD(Video On Demand)サービスは海外からのアクセスを認めていないため、アクセスを試みると以下のメッセージと共に制限されます。
善良な日本人なのにこの疎外された感じ「そこまで制限しなくても、ホームページくらい良いじゃん・・・」と思ってました。
では何が必要か?
海外から利用するためにはVPN(Virtual Private Network)が必要となります。
VPNは本来安全なネットワークでデータを管理したり、社内の専用回線に接続するために使われています。
しかし、ここではこの機能を応用してアクセス元を日本からのアクセスに偽装して制限が掛かっているサイトにアクセスします。
VODが見たい人は難しく考えず、VPNがあれば海外から日本のVODサービスが利用できるという理解だけで問題ありません。
このVPNを利用することで、国内専用のサイトに海外からアクセスすることができます。
設定方法はセカイIP契約時に送られてくるメールにマニュアルのリンクがあるので、それに従って設定するだけ。ここまで5分も掛かりませんでした。
設定すると
上の画像はMacのものですが、右上のネットワークアイコンに表示される接続:VPN(名称は個人で設定可能)のボタンを押すだけでVPN接続されるようになります。
ちなみに筑波大学が無償でVPNを公開しています。(上の画像のVPN(L2TP)がそれです)
リンクページ:https://www.vpngate.net/ja/?buffer_share=e580f
とてもありがたいのですが、無料なので多くの人が利用しており時間によっては回線がかなり遅い。またIPも変わるのでその都度設定変更するのがめんどくさいです。
たまに使う人にはいいと思いますが、頻繁に使う予定がある人は有料のサービスを利用するべきです。
Huluを海外からの利用方法2 [Huluと契約]
VPNが開通したら次はHuluとの契約です。(他VODのU-NEXT
、dTVなどでもOK)
VPNなしで海外からアクセスを試みた人はわかると思いますが、ちゃんとサイトにアクセスできることにまず感動すると思います。(僕はとても感動しました。)
アクセスできたらこっちのもんです。後は会員登録するだけ。これも数分で終わり。
そして・・・
もう一回感動。
VOD見ると決めて行動を起こしてから15分後にはVODが楽しめちゃいます。
便利な時代になったものです。
VPNのメリット・デメリット
VPNにはアクセス元の偽装以外にもメリットがあります。
VPNのメリット
– WiFiで安全なネットワークを確保できる
日本を含め世界中で無料WiFiのインフラが拡張されていますが、無料と引き換えに盗聴されるなどのリスクがつきまといます。
しかし、VPNを使うと暗号化された通信を確保できるので盗聴のリスクはほぼ無くなり、VPN本来の強みであるセキュリティで安全性が格段に上がります。
– 他VODにも使える
huluの他にもAmazon Prime(アマゾンプライム)やDAZN(ダゾーン)、U-Next(ユーネクスト)なども視聴可能になります。
それぞれお試し期間を設けているので、一度加入してみて微妙だったら切り替えて自分に合うVODを探すのもありですね。もちろん値段相応の価値があれば複数継続もありです。
– 日本のApple・Google playアカウントが作れる
僕はタイでandroid端末を購入し日本のgoogle playのアカウントを作成しようとしたのですが、日本国内のアクセスからしか作成できず渋々タイのアカウントを使ってました。
これはアップルも同様でその国のアカウントはその国からのアクセスでないと作成できません。
海外の人に日本のゲームを遊ばせてあげたい時などにも使えます。実際タイの日本好きの友人は日本に旅行に行った際に日本のアカウント作ってワンピースのソシャゲで遊んでました。わざわざ行かなくても作れます。
VPNのデメリット
– お金が掛かる
やはり良いサービスにはお金が必要です。
ただ無料のVPNは悪意を持って提供している可能性もあるので、そのリスクを背負うぐらいなら安全な有料サービスを利用すべきです。
– 通信が遅い
VPNでHuluを見る時たまに固まって見れない時があります。おそらくVPNの回線速度が遅いためだと思われます。
これに関してはどうすることもできないので、無料のお試し期間中に確認してみて長期的に発生するようなら解約すれば料金は発生しません。
Huluのメリット・デメリット
Huluのメリット
– 全てのコンテンツが追加料金不要で楽しめる
Huluの大きな魅力は全てのコンテンツが月額料金に含まれている点です。
他社VODサービスは、一部追加料金が掛かるものがあり月額料金だけではフルに楽しめません、その点Huluは安心です。
– 日テレ系列のドラマ・バラエティ
日テレ系列会社という利点を生かした、日本のコンテンツが大量に楽しめます。
僕は「ガキ使」と「マツコ会議」が好きで見逃し配信を楽しんでます。一年前の放送回まで遡れるので丸一年見逃した(物理的に見れなかった)僕にはかなりありがたい。
アニメも現在放送中の「ジョジョの奇妙な冒険の第5部」がほぼリアルタイムで見れるのも嬉しい。やっぱり第5部最高!
Huluのデメリット
– 独自コンテンツが弱い
最近人気のNetflixのような独自コンテンツは強くありません。
– コンテンツが他VODより少ない
Huleの動画本数は約5万で他VODサービスと比べると少なめ。
ただ10万動画あっても現実的に全部見ることは不可能だし、他VODの場合は有料のコンテンツも含めた数です。
その点Huluは全てのコンテンツを月額料金のみで楽しめるので大きなデメリットではないと思います。
使ってみた感想・どんな人にオススメ?
じゃあどんな人にHuluはオススメなの?実際に使ってみて思ったことを書いていきます。
– 映画、日本のアニメ、ドラマ、バラエティが好きな人
以下のコンテンツが日本語で楽しめます。
映画(邦画・洋画)
海外ドラマ(Huluの押しはウォーキングデッド、Hulu限定配信ドラマ)
日テレ系列コメディ(ガキ使、エンタの神様など)
日テレ系列ドラマ(過去・現在放送中のドラマ)
アニメ(コナン、シティハンターなど)
トータルで5万本以上の動画が追加料金なしで楽しめます。
今はアカデミー賞発表間近であるため、過去のアカデミー賞作品特集もやってます。この期間に見てなかった作品を制覇予定。
– 日本語に飢えてる海外在住者
日本人コミュニティに入らず現地人と交流している人はそれなりにいるはず。僕もです。
僕のように日本語に飢えている人にはオススメ。
– 英語を日本語で理解したい海外在住者
日本語吹き替え・字幕で海外作品が楽しめることです。
海外在住者は英語が聞き取れる人が多いと思いますが、僕みたいな低リスニング力の海外在住者は完全に理解するのは難しい。日本語で理解できるのはすごく助かります。
– 違法アップロード勘弁な人
やっぱりお金を払って公式のものを見ましょう。見る方も提供する方も気持ちいい関係でいましょう。
– インドア派
インドア派の人はかなり元が取れると思います。でも一生かかってもコンプリートは無理。
まとめ
海外から日本のVODサービスを利用するには、
① VPNを開通させる。現在可能なのはセカイIP。
② VPNを開通させたら、お好きなVOD(U-NEXT、dTVなど)と契約する。
これだけです。何も難しいことはありません。
今ならVPNとVODどちらも無料お試し期間(Huluなら:二週間、セカイIP:2ヶ月)を設けており、微妙だったら途中で解約するだけなので試して見る価値はあると思います。
是非日本の映像コンテンツが好きな方は活用してみてはいかがでしょうか。
ただしハマり過ぎには注意です。
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