ノービザや観光ビザでタイに入国した人で「もう少しタイにいたい」という方の選択肢に入るのがビザの延長申請です。
当ブログ管理人もその内の一人で、2018〜2019年にかけて観光ビザと延長を繰り返し1年タイに滞在しました。
まとめ記事はこちら[clink url=”https://jascoco.com/tourist-visa-thailand4/”]
本記事では今後タイ観光ビザの延長を検討している方のために、ビザ延長までの手順を紹介します。
ここで記載する情報は2020年4月頭にチェーンワッタナーでビザ延長申請した時のものとなります。
ご参考にしていただけますと幸いです。
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ビザ延長申請とは?
日本人はノービザで30日間、観光ビザで60日間の滞在が可能ですが、それ以上の滞在を望む観光者に対し入国管理局(イミグレーション)が更に30日間の滞在許可する制度です。
30日だけのつもりがもっと滞在したいといった時に使える便利な制度。わざわざタイを出国する必要がありません。
延長されるのは入国時に押された滞在期限から+30日です。申請日から30日ではないので覚えておきましょう。
いつから申請できるの?
ビザ延長は15日前から申請可能です。
何かの不手際で申請が通らなかった時に備えて早めに申請することをオススメします。
当ブログ管理人はブログでも少し書きましたが、期限間近に申請したら突き返され絶望を味わいました。(残された最後の1日で無事更新できましたが)
とにかく何があるかわかりません。早めに行動しましょう。
申請場所・営業時間
申請場所は滞在している県の最寄りの入国管理局(イミグレーション)になります。
バンコク在住者の場合はチェーンワッタナーの政府総合丁舎内のあるイミグレーションとなります。
以下イミグレーションの場所(Googleマップより)
主な交通手段はバスで、BTSモーチット駅かMRTチャトチャック駅から出ている52番の赤いバスが一番早く着くでしょう。バスを降りたらバイタクでイミグレーションと伝えれば20バーツで連れてってくれます。
ちなみにタクシーはあまりオススメしません。チェーンワッタナーはただでさえ渋滞がヒドいのに現在BTSの路線工事でさらに悪化してます。
バスもタクシーもかかる時間はほぼ同じなので安いバスで行きましょう。
住所
The Govenment Complex Commemorating His Majesty , B Building , Floor 2 (South Zone)
Chaengwattana Road (Soi 7) , Laksi , Bangkok 10210
ビザ延長の受付時間は以下となります。
受付 : 08:30~12:00 13:00~16:30
土日・祝日は休館日
必要書類・準備するもの
準備するものは以下となります。ここで紹介するのはバンコクのイミグレーションの話です。
- パスポート
- 出国カード
- 現金 1900バーツ
- 写真(6×4 1枚)
- パスポートの顔写真ページのコピー 1枚
- パスポートの入国スタンプページと出国カードのコピー 1枚
- 申請書類 TM7
- 電話番号
- パスポートの観光ビザページのコピー 1枚(観光ビザ所持者のみ)
パスポート
チェーンワッタナー場合イミグレーションのある政府総合丁舎に入場する際にもパスポートを提示する必要があります。
ちなみに手荷物検査もあります。
出国カード
タイ入国時に使った入国カード片割れです。
T.M.6と呼ばれるもので、延長申請書類にも記入する項目があります。
現金 1900バーツ
現金のみの受付です。
2000バーツ払うとお釣りの100バーツ札と番号札を、ためらいなくホッチキスで留めるのは最早タイあるある。
写真 6×4 1枚
写真のサイズは6×4と指定されていますが、そこまで厳しくないようです。
背景は白が良いらしいですが、青でも問題ありませんでした。
パスポートの顔写真ページのコピー 1枚
このページは使う機会が多いので多めにコピーしてもいいですね。
パスポートと同じサインを書きましょう。
パスポートの入国スタンプページと出国カードのコピー 1枚
入国スタンプと出国カードの2つ求められますが、一枚にまとめてコピーすると楽です。
こちらもパスポートと同じサインを書きましょう。
申請書類 TM7
申請書TM7は、イミグレーションに入って右手奥にあるカウンターでもらえます。
『TM7 please』と言えば大丈夫です。
僕は次回の現地での記入時間短縮のために二枚もらいました。
こちらが申請用紙となります。
イミグレーションの記入エリアにわかりやすいサンプルが書いてあるのでその通りに書きましょう。
サインはパスポートと同じが良いでしょう。
電話番号
電話番号を持っているなら記入しましょう。
記入してないと係員の書くよう言われます。
持ってない人は、滞在先の電話番号、知り合いの電話番号でも問題なさそうです。
パスポートの観光ビザページのコピー 1枚(観光ビザ所持者のみ)
こちらは観光ビザで入国した方のみ。
同様にパスポートと同じサインを書きましょう。
現地調達できるもの
パスポートと出国カード以外は現地調達できます。
写真(100バーツ)とコピー(2バーツ/枚)は写真屋さん。青のボールペンはセブンイレブン。ATMも銀行ゾーンにあります。これらは全て1階にあります。ちなみにイミグレーションのある階は2階です。
申請書はイミグレーションで入手可。
時間に余裕がある人は現地調達もありです。
当日の手順
チェーンワッタナーでの当日の手順です。
入国管理局へ移動
政府総合丁舎内に入り中央のホール(露店があるエリア)に出たら左に進みます。
目的地となる「IMMIGRATION DIVISION 1」が見えるはずです。
TM7記入
事前にTM7を入手していない方は、イミグレーション局入ってすぐの左の記入エリアで記入することになります。
ここに写真用のノリが常備されているので事前に購入する必要はありませんが、ボールペンはないので用意しておきましょう。
その際は必ず青のボールペンを準備してください。
タイでの公式書類の記入は青となっており、もし黒で記入すると受付してくれない場合があります。
受付カウンターで番号札を入手
記入エリアを出ると正面に受付カウンターがあります。
係員に「VISA extension」と伝えれば番号札を渡されます。
後は番号が呼ばれるまで待つだけ。
小技ですが、TM7記入前に先に番号札を入手する手もあります。
ただ係員に書類を確認されたり、書いてる間に番号呼ばれたりといったことがあるのでわたしはやりません。
初心者は素直に進めたほうがいいと思います。
審査官による最終確認
番号札をもらったら受付カウンターの右にある待合ゾーンで待機。
観光ビザの延長は【Jから始まる番号】、ノービザ入国の延長は【Kから始まる番号】です。
ビザによって申請するカウンターが違うので注意しましょう。(わたしはノービザ延長なのにJに並んでしまったことがあります。その時は呼ばれた後にここじゃないとKのカウンターに連れて行かれました。)
番号を呼ばれたらお金以外の書類を提出します。バンコクは比較的緩い印象でその場で間違えを直したりしてました。
書類に問題がなければ1900バーツを払い待機。
10分もしないうちに再び番号を呼ばれ、延長スタンプを押されたパスポートが返ってきます。
この際スタンプの日付確認をお忘れなく。間違いに後から気づいても修正してくれない可能性大です。
所要時間例
当ブログ管理人の例です。
火曜日
11:00 : チェーンワッタナー到着
12:00 : 延長手続き終了
早朝組を捌き終わったくらいなのか、11時はあまり人がいません。所要時間は約一時間。
昼休憩のチャイムと同時に終了。車に忘れ物取りに行ったり、ATM行ったりとロスもあり、TM7を事前に記入していたらもっと早く終わっていたと思います。
ちなみに1回目の時も同じスケジュールで、昼休憩のチャイムと共に終了しました。
オススメの曜日・時間帯
早く終わらせたい人には当てはまりませんが、わたしみたいにのんびりでもいい人にオススメの時間帯です。
曜日 : 火、水、木曜日
時間帯 : 10:00 – 11:00
この時間帯であれば午前中に1時間程度で終われるはずです。(連休明けとかで混んでなければ)
月曜日は土日に申請できなかった人、金曜日は土日を跨ぎたくない人がいるため混雑するようです。
あくまでも個人の体験談で、運が悪いと昼休憩を跨ぐリスクがあるのでご注意ください。
まとめ
抑えておきたいポイントは以下です。
– 滞在期限の15日前になったら早めに延長申請する
– オススメの時間帯は、火、水、木曜日の10-11時頃
– 早く済ませたい人は事前に準備できるものは可能な限り準備する
– 青のボールペンを使用する
それでは良いタイライフお過ごしください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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