こんにちは!
ゴジラはデストロイア世代の当ブログ管理人”うーた”です。
2014年に公開されたモンスターバース第一弾から5年。原作愛を感じるゴジラが帰ってきました!
懐かしのキングギドラやモスラがハリウッドクオリティで描かれているのは鳥肌モノ!それでは感想をつらつらと書いていきます!
本記事ではネタバレなし感想の後にネタバレを含む内容の感想を書いています。ネタバレを見たくない方は一言感想までご覧ください。
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作品情報
邦題: ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(日本公開日:2019年5月31日(金))
原題: Godzilla: King of the Monsters
監督: マイケル・ドハティ
出演(キャスト):
マーク・ラッセル – カイル・チャンドラー
エマ・ラッセル – ヴェラ・ファーミガ
マディソン・ラッセル – ミリー・ボビー・ブラウン
芹沢猪四郎博士 – 渡辺謙
アイリーン・チェン博士 – チャン・ツィイー
スタントン博士 – ブラッドリー・ウィットフォード
ヴィヴィアン・グレアム博士 – サリー・ホーキンス
アラン・ジョナー – チャールズ・ダンス
サム・コールマン – トーマス・ミドルディッチ
あらすじ
ゴジラの出現から5年後。特務組織モナークは依然として怪獣(タイタン)の研究を進めている。その研究者であるエマ(ヴェラ・ファーミガ)はゴジラ襲撃のサン・フランシスコで最愛の息子を無くし、夫であるマーク(カイル・チャンドラー)とも別れ娘のマディソン(ミリー・ボビー・ブラウン)と二人暮らしていた。
ある日エマとマディソンは巨大サナギ生物の孵化に立ち会い、エマが自身で開発した制御装置で孵化した幼虫を抑え込むことに成功する。しかしそこに謎のテロリストが現れエマとマディソンは拘束されてしまう。
そのニュースを届けに夫であるマークの元に向かう芹沢博士(渡辺謙)。マークは娘を救出すること条件にモナークに協力する。
果たしてテロリストの目的は?エマとマディソンの運命は?そしてゴジラはどこにいるのか?
ネタバレなし感想
1. 人気怪獣たちがハリウッドで実写化
ゴジラシリーズでも人気のある怪獣キングギドラ、モスラ、ラドンが登場!
ハリウッドの手で映像化された彼らを見るだけで興奮してしまいます!見た目も原型をかなり意識しており原作愛を感じます。ちょっとゴジラだけぽっちゃりしてますが、ここがアメリカと日本のかっこいいの違いでしょう。ちなみにゴジラは1954年の初代ゴジラの特に意識してデザインされたとのこと。確かに背びれが前作と変わってます。初代を意識してくれているあたり製作陣のリスペクトを感じます。これは後述する音楽でも感じました。
つくづく最初のリメイクゴジラ(1998年作)はなんだったんだと思います笑(ゴジラの名前を使わず怪獣パニック映画として見たら面白いんですけどね)
他にも怪獣は3体登場しますが、原作で見たことないデザインなのでハリウッドオリジナルっぽいですね。それぞれクモ、象と前作の敵ムートーに似た見た目でした。彼らは今後の作品に登場するのか。
2. ストーリーは完全オリジナル
日本の作品とは全く違ったお話になります。
モンスターたちは神話上の神として古代から存在しており、それらが世界各地で目覚めてしまいます。それらの脅威に立ち向かう人類とゴジラの戦い、そしてバラバラになったある一家がメインストーリーとなります。
もっと簡単に言うと一人の研究者(後述)が暴走して世界が破滅に向かうお話笑
3. エマにイライラ
本作でキーパーソンは元モナーク研究者で父のマーク、モナークの研究者で母のエマ、その娘のマディソンのラッセル一家(夫婦は離婚済み)。過去に怪獣の襲撃で息子を失ったことをキッカケに一家はバラバラ状態。
その中でも私情に任せて大変な事しでかしてしまう母親のエマに対してイライラしちゃいました。詳しくはネタバレのところで。
4. ゴジラのテーマ
日本のゴジラでお馴染みのテーマソングはもちろん、なんとモスラのテーマソングまで使ってくれてます(もちろんアレンジはされてますが)。
地味ですけど原作ファンには嬉しい要素ですね!
5. オキシジェンデストロイアが登場
日本の原作でゴジラを唯一倒せる化学兵器がハリウッド版でも登場です。劇中で実際に使用され、あるモンスターが食らってしまいます。
この兵器によって誕生した『ゴジラVSデストロイア』のデストロイア登場の伏線になるかもしれませんね。
6. 坂野義光氏と中島春雄への追悼
エンドクレジット前に2017年に亡くなった日本版ゴジラの監督でもあり前作『Godzilla ゴジラ』のエグゼクティブ・プロデューサーをされた故坂野義光氏。そして初代ゴジラのスーツアクターの故中島春雄氏への追悼メッセージがありました。
7. エンドクレジットに更なる続編の情報?
2020年にモンスターバース第4作目『ゴジラ VS コング』の公開が発表されていますが、エンドクレジット前にそこに繋がる描写がありました。
さらに本作のエンドクレジット後にはその後の展開も示唆されています。第5作(もしかしたら4作目?)に登場が予想される怪獣はネタバレの方で書いていきます。
一言感想
– いろいろと原作リスペクトありがとう!
– キングギドラ、モスラ、ラドンの実写化に鳥肌
– エマさんやってくれたね
– ゴジラがぽっちゃりでかわいい
– デストロイア登場しないかな
– あの人が死んでしまった
以下ネタバレを含みますのでご注意ください。
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ネタバレ
ネタバレあらすじ
エマですよ!エマ!何やってくれるんだって感じです!
息子の死で人が変わってしまったようですが、同情はしますがだからって世界にモンスター解き放っちゃダメでしょう。あれで何人の人間が亡くなったか、間接的に前作からの登場人物の芹沢博士やグレアム博士も殺してしまうし。
アラン・ジョナみたいに根っからの極悪人が企むならいいんですが(よくはない)、味方側であるはずの人間が私情で世界を滅ボスというなんとも言えない苛立ちを覚えました。
世界が破滅に向かう導火線は上記の通り微妙でしたが、作品としては迫力あるモンスターバトル、原作を大切にしてくれているモンスターデザインや音楽など楽しめる要素の方が多かったです!
この調子でどんどんシリーズ化していってほしい!
続編について
前述した通り次作は『ゴジラ VS キングコング(仮)』に決まっており、本作の最後にも怪獣たちがスカル島(髑髏島=キングコングの住む島)に向かっている描写がありました。このことから続編の舞台は髑髏島でそこでゴジラとキングコングが対峙することになると予想できます。
日本版でも1962年に『ゴジラ VS キングコング』は公開されており、この時の対戦では相打ちで決着はついていません。このことについて監督のアダム・ウィンガードは「決着を着けたい」と語っており勝敗が決すると予想されます。日本人としてはゴジラに勝ってほしいですがどうなるか。ただ今後もシリーズが続くならゴジラが勝ちそう笑
[エンドクレジット後]第5作目にメカキングギドラ登場
エンドクレジット後、敗北したキングギドラの首を悪党アラン・ジョナが手に入れるシーンがあります。これは第5作目にてキングギドラがメカキングギドラに姿を変えて復活する伏線になるのではないでしょうか。
原作のメカキングギドラはゴジラから日本を守るために作られた兵器ですが、ハリウッド版は逆になりそうですね。もしかしたら『ゴジラ VS コング』で登場するかもしれないのでそこも注目です。
合わせて読みたい。同じレジェンダリーピクチャーが手掛ける『パシフィック・リム』がモンスターバースに参戦?
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
U-NEXTではゴジラ特集中(2019年6月現在)。下記リンクをクリック後ゴジラで検索してください。日本版の初代ゴジラからハリウッド版計33作品が鑑賞可能です。
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